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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
アースランド ~a long time ago~
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アースランド

僕等はこの地球で生きている

人間だけではない 命が溢れている

その事に畏敬の念を持つのは当然の事


君は大地に足を下せるのだろう?

一人ぼっちだって人生は続くさ その厳然たる事実

逃げちゃダメ 


美しい花々 愛らしいペット 小さいけど風雨を凌げる家

微生物だって 気持ち悪い虫だって 生きている


人間は殺す 一番殺す それも知っていて欲しい

仕方のない事と片づけられてしまうけれども


太陽が沈んで 月が輝く時 僕等泣きたくなるね

夜が長すぎて 苦悩は頭を締め付ける 布団に潜り込む

スマホを弄っている 時に男は女を 女は男を玩ぶ

そんな事ばかり


けれども明日晴れたら それも受け止めて下さい 暖かい地に住む者よ

けれども明日雨が降ったら それも受け止めて下さい 悲しい地に住む者よ


涙に暮れるだろう? 何か欲しいだろう? だけど君が求めるモノ

この地球の何処かに必ずやある 神の思し召しだから


だって貴方達は創造主に出会いましたか?

それは人間は考える葦であるというパスカルの教えでしょ

逆転的に私達は何処で生まれ始まり愛し合ったのか分からない


前世が見えたなら…… 

嬉しいかい?辛いかい?やる気出すかい?自殺するかい?

どうだろう 見えるんじゃないか 思いを馳せてごらんよ 

あの天空のヒカリ


既に死んでいたって まだ生きてるんだよ 人間も同じだよ

死んでも いつか 思い出されて 

腹が減ったよって言えるんだ

僕等に問いかけるんだ オカルトでもカルトでも無く 

臆病者の君には分からないだろう?


実は僕にも分からない

その声に耳を傾けて 

それで現世で成功したとして 

統計学的に見て地獄の沙汰も金次第

もしくはお祖母ちゃんの口癖の様に

「あの世までお金は持っていけないからねぇ」

それだとして 貴方は何を望みますか? 果たして幸せとは?


春夏秋冬 春夏秋冬 周り巡る 


君はこの大地にどっかと足を下して 汗かいてる 気持ちのイイ汗

そして血が 血が 流れている 何処かの国で 

私達の国でもそう

生きている者には 必ず 赤い血が流れている 


僕はねもしかしたら

人間にとって絶対的に平等なのは「死」だけだとは考えていない


太陽にかざした手が真っ赤に染まるように

万物には「血」が流れている そういう事かもしれないなって


深海魚の様に思案に暮れる夕暮れ 思う 貴方の事 

友達とか恋人とか両親とかの事


その嫌味たらしい笑顔止めたかったら 

どんどん金が通帳に入ってくるの嫌になったら

旅に出よう


ありがたい事 それはシンプルな事 

好きとか嫌いとかバロメーターはメトロノームで

計り知れない 天秤のアヌビス イラッとするよね


君も大人になりたかったら 近道はあるんだよ 逃げ道もあるんだよ 

それでも大人になれるし

僕もまだ子供だ 格言は聞いておいて損は無し


私は暗黒には一円たりとも払いません! 

そう宣言したまえ ソープランドもピンサロも我慢して

干からびさせてご覧よ 

泣いて謝るのは果たして誰だか 

オナニー野郎に言われたくない君へ

とんでもないHEADACHEを起こさせる 言葉のあやだから 

そんなに心配ばかりしないで

空が泣くから


命ある限り 

前進したい 邁進したい 推進したい 精進したい

難でも勘でもやってみたいよ

だって生きてるんだもん 

ガガーリンが スタローンが ミルクティーが 零れない様に

最期に涙しても それを味わう事は出来ない


けれども


泣きたい時は泣きゃあいいさ 

誰か抱きつく人いるだろ 枕でもいいし

思われニキビ擦りながら 天使の口止め 戒律を破って 話してご覧 

天国の事を


僕等はやり遂げる この荒野 アレスサブ事無く 完遂する

僕等は飛び続ける この牢屋 ワルビレル事無く 脱走する


みんなこの地球という星に生きている 

だからどうせならでっかい夢を見よう

誰も裁かない 君の事を 

僕が観た映画は全部フィクションだったのね


泣くな 泣くな でも泣いてもいい 

誰かに虐められても……

「虐められてません!戦っているだけです!」って言えよ

生きているのなら 生きていたいのなら 

痛い事が一万年続いても 君も僕もまだ夢中の宇宙


光り輝く太陽と月 永遠に続く 我らの痛みと引き換えに届ける幸せ

それを嘗め尽くし しゃぶり尽くすまで 美味しい所から食べなさい


全ての幸せが珠となって振動する それが地球アースランドだから

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