表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
無我無中
225/900

無我無中

僕がまた誰かの心を開いた 魂と引き換えに

僕は苦しい

その人はすっきりした顔で

銀の扉を開いてそこから出て行った


僕は損なう 健やかさを

無理しないでね と言われると

そんな心配は無用だ

かつてはそう思っていた だけどそれも今や苦しい


義理とか人情はもう古いのかな?

人が人の精気を当然だと言わんばかりに奪い取り知らん顔をする

悲しみとかだって

恋人同士が傘を忘れて雨宿りする そんなドキドキも含むし


けれど産まれてきたこの我が身は父と母の血脈を確かに受け継いでいるのだから

自信は溢れ出すし ほんの少しの不安と期待を抱いて歩き出すんだ


負けたって終わりじゃない 人生はそんな甘いもんじゃない

果てしなく高い山にただ挑むし脱落する可能性もある

だけどもうガキは卒業だから自分の足で立ってみようよ たった一人でも

右手に力溢れる そして光をそこから放て


雲一つ無い青空になる その清々しさに僕らの自由けんりは行使されるから


信じろ 愛はどんな形でも美しい 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ