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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
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221/900

Paranoiac Critic

その男は確固たる信念も確信も持たずダイスを投じるから

常に目はバラバラでてんで博才が無い


いつもトイレに閉じこもりガラパゴスと戯れ

大便は出そうで出ないのでいつもイライラしている


何かを叫んでいるが意味がわからない 

本人もわかっていないのをわかっている


テラスを照らす月明かりを「おおこの世で一番優しい光よ」

と褒め称え絵に起こそうとするが画才も無い


そして酔っ払う 滑稽なのはその男は真性の包茎で

男性便器を使うと便器の外どころか履いているズボンまで

汚してしまうと言う情けなさ


常にため息の幻聴を聞いているので鬱々として楽しめないのだ

そんな男が美しい女性と交際出来るはずもないのだが

本人は楽天的? いや奇異と言えばいいのか「私は常に女に見られている」

そして「私ほど男としてスマートであり顔が端正である者はいないだろう」

が口癖だ


太った醜い女に言い寄られ 好奇心で一度性交をしたが運悪く子供が出来てしまい

働く必要性に迫られ 一心不乱に働いた


そしてその子供と言うのがまぁまた奇人で

父親とは逆に自分はダメな人間なんだと自己評価が非常に低く

アイスクリームを冬に食べるのを楽しみとしていて痩せている


一家は没落する事もなく 繁栄する事もなく 

エロティシズムを感じさせる物が一つも無いので

あまりにも整理整頓されていて またその父の子が物凄い美男子に育ち

常に女が癒えに いや 家に訪れて パーティーをする物だから

お金が足りなくなり 夫婦は80歳で死ぬまで「労働」という苦行に

従事したそうだ 全くもってありがちな話ではある 日本以外では 


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