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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
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World

この世界には嬉しいを背負って産まれてくる人と

残念ながら悲しいを背負って産まれてくる人がいる


そして努力して成功するツイている人と

残念ながら努力しても成功できないツイてない人がいる


僕は強かったから負けた事なんて産まれてからそうそう無かった

勝利の喜びに浸る事が多かったんだ 万事成功だったとは言えないけど

うんと 楽しかった


でも大人になってそれが急に嫌になった 醜い事ばかり目について 憤懣やるかたなく 人同士が争う不毛さに絶望しかけた 死にたくなった 

終わりにしようかとも


思った 願い 変化への


そして僕はひたすら努力して悲しい人になろうとした……

人から見れば 傍から見れば僕は本来悲しい人だったんだ

でも持ち前の明るさでやってきたさ でも急に負けたい

そういう思想に傾倒した


今やっと悲しい人になれたような気がしている

だけどさっぱり分からないんだ あの頃見えていた光や希望

何処行ったんだろう? 人の痛みすら気づけない 昔よりはマシだけど

このまま負けるという勝ちに終結を見出せるか 分からない


どうして人生はこう長いようで短く あっさり突然に終わってしまうのかな?

ありがとうって 言えない 全然嬉しくない 歌も嫌いになってしまった

それが老いだと気付くまで 僕は針の山の上で滑稽に踊るのだろうね

そして死んでも誰にも気づかれず 弔ってももらえない 

そんな事無いさと人は言う でも言うだけ プロミスじゃない


どっちもありだ 人生どっちの道だっていいんだよ 好きにすればいい

日本だからってさ 安心してちゃダメだ 常に悪意の弾丸が飛び交う世界

満願の愛情の優翔そらのかがやき 叶えてくれない 

昇る煙は 踊る土砂降り 最高の世界で

詩を見つめる 何もないさ それでも人生 輝きたいの 

ただ期待の意外さ そんなハプニングをまいにちまいにち 恋人からの電話のように待ち焦がれているのさ


僕等 この世界で まだ終われない ゴールある世界 走り続けるしかない 

限界まで リミットぶった切るまで


何の為? 

きっと愛の為 誰もが 

人を憎み 妬み 怒り 許さず 認めず 殺す 精神を

そして神の国に地獄送りにするのだ 


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