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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
DO YOU LIKE A POEM?
212/900

ありがとう

今日何回ありがとうって言ったか数えてごらん?


言えないありがとう 恥ずかしいありがとう 隠したありがとう

たくさんのありがとうがある でもね今日 今日言わなきゃいけないありがとうがある


だって僕等の明日は保証されていないから愛したって事実を

伝えなきゃ 消えてしまう前に ありがとうが死んでしまう前に


相手はびっくりするだろうね でもきっと笑顔でこちらこそって言うと思うよ

それが日本にしかない言葉 「お互い様」さ


有り難い それは 別に自分の命の事ではないから安心してよ

この世には未来があって ミラクルがあって 見ている景色がある

それらの宝物が全て有り難い事なんだ


存在するだけだって疲れるさ それに加えて僕等は感情を持って

言葉を放つ 自分の為に 相手の為に

それだってさ 流れ行くままでは君の人生は味気無い味噌汁だ

朝一番 具材を盛り付けて 温かな美味しい味噌汁と白米を食べる

それも日常って言っちゃえばそうだけどさ お母さんがやったり貴女がやってる事でしょう?


人生という素材を調理するのはそう 君にしか出来ない事なんだ

いつか気づいて欲しい 僕が何を言いたいのか 詩は野球のストレートじゃない

ボクシングでも無い ただそこにあるだけ 人が求めた時 文字は浮遊する

天海に散開するクラウド そんな風に そんな風に 自由に言葉を操れ

そして相手の事を想う そうすれば君のありがとうは既に一つのポエムさ

頑張って日々送りなさい


そして 心の中 ありがとうでいっぱいにして 誰かに届ける

そんな生き方 できるのかもしれないから そしたらきっと光溢れる 日常に

詩は 伝えなきゃ ありがとうを込めまして ピストルで届けるよ

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