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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
リズとパティは危険なピストル
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夢の国

毎日、毎日見る夢

楽しかったり 苦しかったり


現実逃避出来るささやかな時間

誰にも邪魔させたくも無いし

深夜携帯にかかってくる「私死にたいの」

なんて戯言


それでも友達だから話を聞いてあげる

自殺なんて馬鹿げてる

そんな私も時折死にたくなる

彼氏が私を抱いてくれて

温かな温もりに包まれている時さえ

雷鳴の響きに怯えるようなナーバスさなのです


生命の起源 進化の過程 その間に何度も

心地良くも秘密の行為が行われていて


なんだまだ中坊だろ 悩むな

これから先はまだまだ長いぞと偉そうにネット友達を叱咤激励


増えすぎた人類 退化の道に進んでいるような気がしてならない

中堅の生活が溢れかえっていて仲間意識 嫌大人は汚いよ

コミュニティからはみ出してこそのROCKだろ


人は皆孤独なんてありふれたフレーズをぶち壊す

ドラムセットもぶち壊す


狂乱 頭は熱を持ちいつまでも眠れない


ある患者が医者に言った 私何時か眠れなくなってしまったのです

死ぬのでしょうか 医師は大丈夫何れ死んだように眠れます


この医者は人の心に寄りそれてない

自らが頑張っているというプライド

医師であるという自覚 

でも時折ビール片手にフライドチキン等を食べている


子供に戻れたらお菓子の国を作り心ゆくまで堪能したら気球で世界を一周したい

そんな幼稚な夢が子供の頃には真実で心の支えだった


変わってしまったな とても忙しくて目が回りそう

責任を果たすという事 でも責任を無視して放浪の旅に出るのも自由

悠々自適に収拾悲的 ゴミを収集する男は娘に臭いと言われてる


Freedom 女神の微笑み いつか亜米利加で鼻の高い白い人黒い人の仲間に入れてもらいたいよ 日本はちょっと窮屈すぎて狭いから大きなベッドで一人素敵な夢を見るの

喧騒も干渉も無い世界で


時間が経てばお菓子の家も腐る それは夢と同じなのかもね 早く食べないと菌に冒されてしまうの……




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