表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
幻覚フェードアウト
208/900

シアワセの弾丸

2人出会ったこの奇跡 今噛みしめているよ

君の胸に抱かれて そして僕は君を切なげに見つめる


こんな夜 寂しい気持ち 込み上げて来るね

どうしても越えられない国境 届かない愛の音響


響き渡れよ 私達 僕達 の 咆哮

ただ求めていた 傷を 絆を 信じたくたって疑ってしまうから


シアワセの弾丸 胸を貫け


遥か遠くの教会で 祈りを捧げる美少女

圧倒的な信心は 狂気と紙一重なの? それもまたしかり


邪魔はされたくない でも 騒音が無ければ 涙零れ落ちる音

聞こえてしまうから


眠れない耳鳴り 眩惑の視覚 嗅ぎつけた血の匂い

ただ飢えていた 優しい言葉 確かなる答え


シアワセの弾丸 頭打ち抜け


神様はまたやってきてしまう 心休まる暇もない

天国で逢いたいから 私達の軌跡 誰もカメラで撮る事など不可能


重苦しい空気 破裂させて 忍び寄る 時計の響き 心崩れ落ちる程

苦しめてしまうから


陣形を整えて 息を潜める 最強の愛が あるとするならば無敵

ただ触れたかった 君の頬 伝わり落ちる涙


シアワセの弾丸 痛み堪えて


そう いつも 人は死と隣り合わせ

だからこそ生きている事が素晴らしい

御日様が昇ったら 月影にさよならして

行こうよ どこまでも 最強の愛が もうすぐ 僕等の夜になる 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ