意味なんて無くて
心は心を求めてる
ただ触れ合うだけで
満たされるなら
アダムとイブも幸せだったろうにね
混乱する社会 反乱する分子
傷つけた手首 溢れ出す血飛沫
愛と愛はぶつかり合って
人は初めてホントを知る
とても怖いのは傷付けられる事
ではなく人を傷つけてしまう事
僕の口から放たれる言葉には
意味なんか無くて
ただ無性に甘えたいだけだから
丸い渦巻き模様のキャンディを
口にぶっこめばいい
スイートな夜には壁に耳あり障子に目ありなんて無粋
互いが互いを見つめる行為に励む
ただひたすら
恋という文字は手紙に書くにはとても恥ずかしく
好きという文字はメールで伝わる訳もない
だから歌う 僕の好きな歌 優しく負けない強い歌
膨れ上がった恋が
衝動からくる胸を突き刺す痛みを伴うのならば
いっそ冷や水を浴びせて狂った欲望を押さえつける
それはよけいなおせっかいだとしても
あまりにも見苦しいから
僕自身ありのままの姿は嫌だし
目を背けたい感情をろうそくを吹き消すように
そっと息を吹き掛けて消して欲しい
いつかいつかと言ってる内に瞬く間に過ぎ去っていく日付に
せめてもの抵抗として人は何か依存出来るものを探し続ける
そんな時ラジオから流れてくる言葉の洪水は心地良く
何時までも身を委ねたくなる
一生勉強ならば僕は昔の教科書を引っ張り出しもしよう
忘れていたとしても片隅にいつも寄り添ってくれるのは思い出
自分自身が大事な存在なんだと何時まで経っても思えるように
記録していく詩を記憶して行くしそんな詩にいつか出会えると
信じて今日も机の前に座る神聖な気持ちが酒によってまどろむ
今日もまどろむ 時折覚醒する
心は心を求めてる
ただ触れ合うだけで
満たされるなら
アダムとイブも幸せだったろうにね