桜園花
運命から目を背けない事
退屈に埋もれてしまわない事
僕なりの応援歌 大地からの桜園花
絶対諦めないで 諦めて欲しくない
君の瞼が二度と開かなくなる悲しい終わりの日まで
例え今震えそうに 凍えそうに 心に痛みがあるとしても
その棘はいつか留まる事を忘れて抜け落ちるから
この世界は決して優しくない
試練の門は続き開かれたと思えば次に閉ざされた扉がある
でも負けないで 避けないで 認めたら終わっちゃうから
咲けないのなら 雨に恵まれるまで待てばいいから
日々から自棄を起こさない事
汚い顔をいつも綺麗に洗う事
僕なりの応援歌 大地からの桜園花
僕の日常感 生命の無常観
大切な物はホントはすぐそこにある
見逃すな 正しい目で物事を見つめ息吹を嗅ぎ分けろ
移り変わっていく季節の中で人は混乱しながら
それでもそれが永遠に続くような錯覚を起こす
でもね楽しい事も悲しい事も人は忘れてしまう
そしていつかこの世界から君は消えるんだ
残酷だけど でも救いが無いわけじゃない
忙しい言葉の羅列は鮮烈に変化して君の頭脳を破裂されるよ
それがビッグバン 全ての始まりがそこから生まれ 無限に広がる
そう考えたら面白くないかい?
荒れ果てた大地だって 光り輝く楽園になる 君の涙で
それはとても美しい 君が守るべきものを守り 君が救うべきものを救ったから
咲き誇る花園にそっと立っている君を見つけたら恋の香りは華やぐ
その編み込まれた髪形に愛焦がれた紙型のヒコーキ それに乗って風に吹かれ
僕等は羽ばたく あの青空へ
悩みも悲しみも天空から捨て去ったら海に浄化されて
軽くなった僕等成層圏まで行ける
それが僕なりの応援歌 空に咲く桜の歌
一本の木がセフィロトとなり命が生まれ広がり
禁断の果実は落雁のように食される事無く腐蝕する
そして人は生きて行く 誰かと誰かが奇跡的な確率で出会い
温かい日だまりのような日々は 机で日記として書き記される
君が戦っている事知っているよ だって僕も戦っているから……
そう僕は戦っている 君を泣かすような詩を作るため
そう君は戦っている 例え辛くても涙堪えて笑って生きるため