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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
PARANOIA OF MINDBREAKER 
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PARANOIA OF MINDBREAKER~崩壊した精神~

暗い部屋で頭を抱えている

もうすぐ四十歳 不惑だ 僕は一体 何だ?


生きているのか それは意味があるのか?

外は風雪 窓から見えたそれらはイナゴの大群のようだった


どうすればいいのか 死を待っているのか 気が引き締まっていない

顔が崩れていく 世界が終わる前に 僕の人生が終わる……


くっそ その後人類は栄華の極みに到達し まさにユートピアになるのだろう

そんなの 許せない 美しい泉 枯れない草原 咲き誇る花々 光り輝く太陽

人は宇宙で快適に生活し 死を克服しているのか?


恐らくはこの地球はまだまだ元気だ それに比べれば人間など一体 何だ?

人生輝かしいかもしれない 終わりがあるから頑張れるのかもしれない


だが僕はそんな道徳はさわやか三組みたいで 今すぐ脳卒中で昏倒しそうだ


怖い……全てが とにかく笑いとホールケーキを貪る 白いしせき


どんなにこの牢屋からこの野郎! と足掻いてみても 何も変われない 帰る事が出来ない

ヒーローじゃない イエローが好きだ 

ヒエラルキーの頂点は悪の教会であって 

カーストの頂点はガネーシャであって


滅茶苦茶な連弾で 先人を先んじ戦陣 コワシタイ コロシタイ あああ……


負けられないんだ 世界を壊そうとするのは 思想の暴走 心の壁が崩れ去って

肉体の境界線が曖昧になっても 気持ち悪いから 海峡線を 僕は走る走る

ただ何の意味も無く行先も無く 流れる汗だけを信じて

光り輝くRINGにそっとキスをしたなら 眠れない夜のブラックコーヒーが明日クリープするのだろう

許されないエスケープ いっそテレポート


暗い部屋で頭を抱えている

もうすぐ四十歳 不惑だ 僕は一体 何だ?


恐らくはこの地球はまだまだ元気だ それに比べれば人間など一体 何だ?

人生輝かしいかもしれない 終わりがあるからがんばれるのかもしれない

だけどこの恐ろしい程 重いリュックサックをエアポートの滑走路に憑依きつねび

呪いと共に捨てたい 終わらない世界たましい…… 終わる世界じんせい……


それでも自分自身を見捨てられない 僕は弱い

 

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