表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
最終列車に乗り込んで
166/900

神様……

神様……もしいらっしゃるなら

あの初めて恋した時の気持ちを蘇らせてください


そうしたら私は凍りつく事も燃え尽きる事も厭わない

人が私を笑ったっていいんだ 片思い切なくてもいいんだ


あの初めて手を繋いだ時のドキドキ 今無性に欲しい

生きていた感じがしたから


こんな寂れた街で 願いは叶わないかもしれない

だけど都会に出る勇気もなくて


それならばもう一度再現しよう 悲しくても私のこの脳で

夢で出会えたならば 美しい花園で君と抱きしめあいたい


会いたい君に 会いたいよ君に 絶対

願いよ 叶えるためにあるんだろう? 私は強くなった

今なら守れる気がするんだ 彼女を

例え 例え落命したとしても後悔しないし後退しない

魂で愛す


子供だな 大人はそういう

汚いね 私はこう答える 

お前と彼女が釣り合う訳ないじゃないか

それは理論だよ 対して恋とは運命さだめ


分かっていても人は走るのさ ただ傍に居てくれればそれでいい

愛だとかそれは分からない まだ私は気づいていない けれども

勇敢なスピーチなら私にも出来るはずさ


どうか振り向いて 君の流れるような黒髪にそっと触れてみたいよ

一度だけ


風の中で 君は 古大樹の様に 凛として立っていた

神様……孤独の地獄に落ちたとしても 拝命した時落雷が響いたとしても

震えない 怯えない 震わすのは 心だけ 怯えるのは 別れだけ


それが恋でしょう?

まさしくこの詩はただ一人 未来の美しき花嫁への恋文

短かったかしら でも言葉は要らないの 

ただ強く生きる為 君が必要なんだ 

神様……救いたまえ 救われたまえ

踊らせて 彼女とダンスを 踊らさせて 彼女とダンスを

ダンスホールで 


どうかあの時の気持ちを…… どうか再び……

Fall in Love now It's my pleasure.

Just my Light way no need answer.

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ