叫び
やりたい事ならたくさんあるのさ
意欲が無くて出来ないだけ
この腐れた根性を捨て去って
いつか生まれ変わる 僕はこのままでは終わらないさ
人口たかだか数十万のこの街でこの僕がこの僕が
誰にも知られてない事なんて分かってる
それでも注目されてない事を逆手にとって
好き勝手書けるなら幸せなのかな
僕は怖いんだ 今自分が生きてここにいる事が
それを深く追求する事は自分の顔を見るのが嫌で
鏡を叩き割るような乱暴さに似てるから
明日が見えないなら 今叫んでも明日の僕には届かない
何も知らなかった それで良かった
鎖につながれて 社会の車輪で 不満は無かった
僕にもほんのちょっとくらい才能はある
それを磨くのを忘れただけ
現状打破 すぐに忘れ去られてしまう言葉に
命を吹き込む まるでガラス職人みたいに
繊細にかつ大胆に 僕は盗む
人の悪い所 良い所 目を光らせて
どうしたってこうしたって逃げられやしないんだ
泣いても 喚いても
僕は冷静だから醜い姿を他人に曝したくはない
でもSUPER LOVE SONG歌える人になりたい
僕は考えているのさ 音楽を聴きながら
ああ、この歌詞はあのアーティストとかぶっているなとか
どっかで聴いた事あるメロディだなとか
その時点で搾取される側に回っているねじまき鳥
これもパクリであれもパクリ
オリジナリティなんて無い それもパクリ
僕が僕らしくある為の七日間戦争は夢の中で
鮮やかに蘇る
負けたんなら悔しいんなら叫んでみろよ
認めたくないんだろ 全部虚構の世界だなんて老いぼれないで
天に向かって唾を吐いてみろよ 神様なんて偶像だから
あの青い空に雲がかかって 雨の匂いがしたら……
功罪は行動したものにしか結果は分からない
雨の日に知らない人に傘を貸すのが功で
罪はどこにもないね ならば小さな親切でいいのだろう
そんな小さなコミュニティが悪魔の巣食った人間のココロを救う
いや洒落じゃないんだよ ホントの事なんだ
まもなくトンボが都会から使者として遣わされ
君に秋が来るぞーと知らせる 何度回数を重ねても
季節は巡るから 季節が君を変える
死は遠ざかる魔法 現実にあって 認識できない
夢は忍び寄る気泡 泡のように弾けて 何時か覚める
歩いた先に何があったとしてもがっかりする事はない
何度でもやり直せばいい KEEP OUTは守る必要はない
探偵の様に澄ました顔で 謎を解けばいい
君の脳内の鍵は見える所には無いの そして誰も知らないの
そして消えていくの なにもかも
ただ終わりが怖いから 誰も傷つけたくないから
一人部屋で叫んだ
やりたい事ならたくさんあるのさ
理念が無くて出来ないだけ
この腐れた根性を捨て去って
いつか生まれ変わる 僕はこのままでは終わらないさ