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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
詩ぬの止めた
129/900

君と愛し合った記憶を永遠の翼に変えて

君は僕の光でした

互いに若かったあの頃

とても人間らしくて生きてる感じがした

それだけで充分だった 他に何もいらなかった


君は僕の光でした

互いに純粋だったあの頃

とても人間らしくて生きてる感じがした

それだけで充分だった 他に何もいらなかった


「体を許すのは貴方が初めてなのよ」

君はそう言った

嘘か真か知る術はなかったけど

天にも昇らん気持ちだった


君は美しくて最初は近づき難かったよ

桜の花が散っていくのを哀しそうな顔で見つめる君に

僕は一目惚れした


君は泣いていたのかもしれない

「貴方桜好きなの?」

密かに見つめていた僕にそう聞いたね

僕は「桜は散り際が美しいから好きだよ」

そう答えた


君は笑って「私と正反対ね」と言った

「春の力強さが好きなの」そう言って空を見上げた


僕は君がそう思うのは心が弱いからだと思った

つき合うようになってそれは確信に変わった


2人はどこか似ていた だが違っていた

永遠を信じているかそうじゃないか

そんな地球の上で1度限り歩む僕らには

どうでもいい些細な違いだったかもしれなかった


だが真実は君の心の中の暗黒を知りながら

打ち消す事が出来なかったのだ

答えは僕はエゴイストな永遠信者

君はリアリストな永遠不信者

その事に気づけなかった事 今でも後悔している


断崖が二人を分った

それはとても辛かった

何故って?君が好きで愛していたから

好きっていう気持ちは清新で 愛という気持ちは誠心だろう


別れるのは……辛い


でも君と愛し合った記憶を永遠の翼に変えて僕は

でも君と愛し合った記憶を永遠の翼に変えて僕は


忘れないよ 忘れたくないよ

だから前に進みたい

君を思い出なんかにしたくないから

2人道を違っても行き先は同じでありますように


君は僕の光でした

互いに大人になった今

僕はとても人間らしくて生きてる感じがする

それだけで充分だ


最後に君に言うよ「ありがとう」


永遠の記憶よ 永遠の翼よ

僕を強く導いてくれ


君のいない世界の中でも

君と愛し合った記憶を永遠の翼に変えて

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