表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Suicide Paradise
128/900

十字架の前で

ほろ苦い敗北の味を知ってしまったら

幸せの味なんて甘すぎるだろう


だけど吹雪の中で立ち尽くしていたら

差しのべられた手の温かさはかけがえのないもの


One Day 出会ってしまった二人なら

一本のマッチでさえ充分すぎる灯だから


今日という日が幸せな一日だったら

明日は打ちのめされる一日かもしれないと不安になるかもしれない


僕らは決して選ばれた人間ではないさ

言ってしまえば神様の いたずらだったのかもしれない

舞い落ちる花びらのように


それでも過ぎ去りしDay By Dayは

惜しむらくは戻ってこないから命は大切なのだろうね


自分を愛する事は案外簡単なんだよ

ただ好き勝手やって人の足を引っ張り

今自分のステージに引き込むだけの話で……


もしそれほどまでに堕落するのなら

抱きしめたい時君を抱きしめ

キスをしたい時君にキスをする事


そんな純情が正義だと言わないし

もちろんエゴだとも思わないけど

生きてる悦び感じたいから


いつか約束を交わせるといいよね

灯が消える時その約束は果たされるから


聖なる名前の前で かの十字架の前で



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ