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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
北の大地
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大晦日

人は世につれ

世は歌につれ

みんなそれぞれ

旅のみちづれ


男はあさはか

女はしたたか

酒はうたたか

願いはささやか


年末年始

何故だかうれし さりとてかなし

十年一昔

懐かしく想い出し


ぐるぐるめぐる

自分をめぐる

疑問がめぐる

一年最後の夜


悲喜こもごも

引きこもり共

かつて相棒だった友

今は離れてしまったとしても


独りではないありがたさの前に

いつか散る命の前に

清新な新年の為に

唄い踊り飲み


今年も生き延びてしまった恥の前に

父とケンカしながらメソメソする

それが私の大晦日

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