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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
北の大地
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HAPPY WINTER AGAIN

冬が大好き

かまくらの中で食べたみかん

あのしゃりしゃり感今でも覚えてる


冬が大好き

雪だるまに墨で目と鼻と口を書いて

壊してご満悦 新雪の脆さに驚く


冬が大好き

何十個もストックした雪玉を

僕ら敵味方も無く的にしてる


あーあ子供の頃に戻れたら

思う存分遊ぶんだけど

でもそれは大人の中ではつまらない

ノスタルジーなの


叶わない夢を追いかけて

降り積もる雪の中で 私は

貴方の影を探すの


思い通りにいかないね

パウダースノーにシロップをかけて

かき氷の完成 


冬に死んで冬にまた生まれる

カテゴライズ ロマンスのつらら 不思議な灯から

サイケデリック まだ若いから サイキックのちから


全てが運命ならば受け入れたい

後何回この雪を見られるだろうか

儚い季節の中に希望を見つけた


それは真っ白で

手の平に乗せると消えてしまうけど

確かに存在する99%の外界なの


1%は私の心の中の宝物

ダイアモンドダストのように輝く

凍てつきそうなココロの拍動なのです


HAPPY WINTER AGAIN

HAPPY WINTER AGAIN


もう一度もう一度雪が見たい

囚われの泣きウサギ 

歩くとキュッキュって音がするんだよ


壊れてしまう前に

消えてしまう前に

雪原に存在理由を滴らせる


HAPPY WINTER AGAIN

HAPPY WINTER AGAIN


大人に なって しまったんだね

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