16.開けた扉、歪んだ性癖
アイデア、湧きました!
(レベッカ・ビリーヴ視点)
「今度は手加減ナシで来いニャァァァァァン!」
「っ……【弾丸・遠隔操作4連射】デ~ス!」
ーダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!
時子と王魅が何処かへ向かってから十数分後、私は菜々乃さん相手に遠隔操作の弾丸魔法を撃っていマシた。
しかし……
「うんうん、筋は良いニャンが……」
ーバチバチバチバチィィィィィィィィン!
「デスっ!?」
「……まだまだ甘ぇニャンな!」
私が発射した遠隔操作の弾丸魔法は、確かに不確かな軌道を描いてあらゆる方向から菜々乃さんを狙いマシたが……その全てが簡単にハリセンで払い落とされてしまいマシた。
中には菜々乃さんの背後から迫った弾丸すらあったのデスが、菜々乃さんは背後を振り向く事すらなくノールックで払い落としマシた。
「まさか、背後から迫る弾丸魔法をノールックで払い落とすなんて思いマセんでした……」
「そんなの、弾丸の気配を感知する事さえ出来れば児戯も同然だニャン!……ま、私の知り合いなら冥堂って奴を初見殺しで倒せるかどうかってのが今のレベッカの実力ニャンか?」
「……私はその人の強さを知らないので、何とも言えないデ~ス……」
「それもそうニャンな。……ま、冥堂相手に初見殺しをしなきゃ駄目な時点で雑魚の中でも特段雑魚だと思ってくれた方が良いニャン!」
「Oh……」
私が特段雑魚、デスか……
……というか、間接的にその冥堂?って人もディスられてマセんか?
「ったく……そういや冥堂の奴、昔はよく私と遊んでくれたってのに、最近は全っ然会ってもくれなくなっちまったニャン……」
「おや?……菜々乃さん、もしかして冥堂さんって人の事が好きなんデ~スか?」
「ニャンッ!?……いっ、いきなり馬鹿な事を言うんじゃねぇニャン!」
「あ、そういう事なんデ~スね?」
ーニヤニヤ……
つまり、菜々乃さんは昔からの幼馴染みが最近は自分と会ってくれなくなってしまった事に焦燥感を感じているんデ~スよね?
……案外、等身大の若い人って感じがしマ~ス。
「って、そんな事はどうでも良いニャン!」
「え~、もっと恋バナしマショ~?」
「……ふ~ん、その余裕を見るにまだまだシバかれ足りねぇみてぇだニャンな~?」
ーバチン!バチン!
「……あっ……」
これは……調子に乗って菜々乃さんを怒らせてしまったみたいデ~スね……
現に、今も手でハリセンをバチンバチン叩いてマス……
「レベッカぁぁぁぁぁ!……こっからどんどん追い込んでやるから覚悟するニャァァァァァン!」
「ご、ご容赦を要求しマ~ス!」
「却下だニャァァァァァァン!」
「ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~!」
ここから私は、菜々乃さんから激しくシゴかれる事になるのデスが……
それはまた、別のお話だったのデ……
「ニャァァァァァァン!」
ーバチィィィィィィィィン!
「デスっ!?」
……スっ!?
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(天草 時子視点)
「……あ~、これは何と言いますか……」
「あっ……あっ……ふ、不埒なのだわ~!」
……例の部屋に入った私達は真っ先に、渡されていた段ボールを開けました。
なお、その中に有ったのは……
「……SMプレイ用のビラビラ付き鞭に、SMプレイ用の赤い蝋燭が数本に、SMプレイ用と思われる長い縄に、SMプレイ用と思われる黒いアイマスクに、SMプレイでしか見ないボール何とかに、言わずもがなな鼻フッ……」
「全部言わなくて良いのだわ~!」
……まあ、何ですか。
アレな品物ばかりだった訳ですが……
「王魅ちゃん、意外にもこういうのが分かるんですね?」
「……大人向け映画の悪役がやってたのだわ……」
「あ~、なるほど……でもまあ、王魅ちゃんみたいに背伸びしようとした子供がそういうシーンを見て性を知るのもまたあるあるですから……」
「慰めは要らないのだわ!……って、そういえばあの映画では責めてた側の女性を"女王様"って呼んでた気もして来たのだわ……」
あ、気付いてしまいましたか……
ですが、それも今となっては後の祭り。
もう、やるしかないんですから♥️!
「今更気付いても遅いですよ~♥️。……ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♥️……」
「と、時子?……ど、どうしたのだわ?」
「あ、誤解のない様に言うと受けを担当するのは私ですよ~♥️?……何せ、これは王魅ちゃんに対して"女王様"の何たるかを教えるための場なんですから~♥️!」
「じょ、"女王様"違いなのだわ~!」
「権威ある王位としての"女王様"と、SMプレイにおける責め役の"女王様"……そこに何の違いもありゃしないのです~♥️!」
こうして私は、王魅ちゃんに"女王様"の何たるかを教えるために手取り足取り……ふふふ♥️……
あ、ここからしばらくは考えるのを辞めて感じるだけにしましょうか♥️。
そして、数時間後……
「ふっ……豚がっ!醜く鳴くのだわ!」
ーバチン!バチン!
「ぶひぃぃぃぃぃ♥️!」
元々そっちの素質があったのか、王魅ちゃんは私の調きょ……ゲフンゲフン!……指導の賜物により立派なSMプレイの"女王様"になっていました♥️。
なお、今の私達は魔法少女のコスチュームに身を包んだ上で、私に至っては全身を縄で亀甲縛りにされて目にはアイマスク、口には例のボールを付けられ鼻には鼻フッ……ゲフンゲフン!
……これ以上の言及は辞めておきましょう。
「私を!こんなにした責任!取って貰うのだわ!」
ーバチン!バチン!バチン!
「ぶひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♥️!」
ああ♥️!
まさかここまで覚醒するとは♥️!
……もしや、私は目覚めさせてはいけない存在を目覚めさせてしまったのでしょうか?
いえ、ポジティブに考えましょう♥️!
これはこれで良いと♥️!
……ところで、責任を取れとは?
「こんなにされたから!私はもう!普通の生活を過ごせなくなったのだわ!」
ーバチン!バチン!バチン!
「ぶひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♥️!」
あ~っ♥️!
王魅ちゃん、SMプレイの"女王様"の快楽を知っちゃいましたか~♥️!
それはもう普通の生活に戻れませんね~♥️!
……となれば、選択肢は1つ♥️。
「ん?……豚が何か言いたげなのだわね?」
「ふごふご♥️」
「あ、すぐにその……ボールを外すのだわ」
私は何とか話せる状態になると、すぐに王魅ちゃんへと言いたい事を告げました。
「ハァ♥️……ハァ♥️……王魅ちゃん♥️、もし良ければ私とお付き合いを♥️……」
「豚如きが身の程知らずな世迷い言を言うんじゃないのだわ!」
ーバチン!
「ぶひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♥️!」
……あれ?
これ、もしかしてフラれました?
「た、ただまあ……私専用の豚にはしてあげるのだわ!」
「ほ、他に恋人や豚を作らないでくれるなら……」
「も、勿論なのだわ!……後、豚というのは形式的なものであって、本質的には恋人でも別に良いかな~……なんて思ってるのだわ……」
「……いやいやいや、急にそこまでデレられたら困惑します!……どうしてそこまで!?」
あのですね!
急にデレられると私だって怖いんですよ!?
「だって、時子を苛めてると何かこうゾクゾクして気持ち良くて……最高なのだわ♥️!」
「……へ、へぇ~……」
あ、これ王魅ちゃんの駄目なスイッチを押して新たな扉を開けちゃった感じですね……
大丈夫でしょうか?
「そういう訳だから……今後はレベッカの恋人兼私の豚として尽くすと良いのだわ♥️!」
ーバチン!
「ぶひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♥️!」
まあ、過ぎた事は気にしない気にしな~い♪
そんなこんなで私は、王魅ちゃんとも晴れて恋仲?になったのでした。
……なれた……のですよね?
ご読了ありがとうございます。
王魅、覚醒!
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後、皆様がどんな事を思ってこの小説を読んでいるのか気になるので、感想くださるとありがたいです。




