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私・ア・ラ・モード
「みんな、私が働くことを望んでないのよ。」
私のベッドに我が物顔で寝そべりながら、魔王様はプリンを食べている。
正確にはプリン・ア・ラ・モードだ。いつも思うのだが、魔王様はどうやってこれを買ってきているのだろう。いや、買っているのか?お金とかどうしているのだ。
魔王様は相変わらずプリン・ア・ラ・モードを口に運んでいる。
「なんだ?」
「ううん。」
深く考えないようにしよう。私が責任を問われることはないと思うし。多分。
「昨日の続きか。」
「え?」
「みんな、私が働くことを望んでいない。」
魔王様は私の言ったことを正確に復唱してくれた。




