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男女不平等
魔王様はジェスチャーで、隣に来て横になれと言った。お言葉に甘えてそうすることにする。枕を整えると、魔王様が自然な動作で腕枕をしてくれた。
「同期の男の子ばかりが昇進して悔しいの。」
「そうか。」
魔王様は私の頭をぽふぽふしながら言った。涙が込み上げてくるのを感じた。
「男女平等とか、勤続年数に関係なくとか、嘘なんだよ。休んでない女の子もたくさん知ってるよ。でも、昇進したのはたったの2人だよ。課長級は20%、部長級以上はゼロだよ。そんなのおかしいよ。だって、全体だと半々なのに。
「お前ががんばっているのは知ってるよ。能力もある。人間社会が間違っている。」
魔王様は起き上がって、テーブルの上のティッシュを取ってくれた。
「ありがと。」
「社会の方が間違っている。お前のせいではない。」




