テンプレ20 学院の存在
「はあぁぁ。」
俺は大きなため息を吐いた。
その原因は、、、
「おいルーシー!この男はなんだ!!」
自らをルーシーの夫と名乗る男のせいである。
ルーシーに聞いたところ、こういう輩はたくさんいるがその度に心を壊してやっていたらしい。
だが、今回の輩は結構しぶとく絡んで来るらしいので、俺に追い払ってほしいそうである。
「あーとりあえず近所迷惑なので、叫ばないでください。」
最初は大人な対応をする。これでまだ無礼な態度をとったら容赦はしない。
「うるさい!平民は黙ってろ!」
よし、戦争だ。
「あ゛あ゛?なめた口きいてると殺すぞ?あ゛あん?」
「ひっ!」
少しドスのきいた声で喋りかけてあげると、直ぐに悲鳴をあげる貴族らしい子供、子供はやっぱり子供だね。
「な、なんだ貴様、無礼だぞ!」
おお、まだ威勢を保つか、根性あるね。まぁ俺のルーシーに手を出すつもりのやつだし徹底的に潰して、Yesしか言えない体にしてやる。
「黙れ、お前にここでしゃべる権利はない。お前は貴族なんだろうが、ここでは俺が法律だ。」
まぁ、一番偉いのはセレスだけどね。
「くっ!無礼な。父様に頼んでお前を処刑してもらってもいいんだぞ!」
処刑か、将来この国の軍のNo1になることを決定されている俺が貴族の一人や二人馬鹿にしたところで処刑されるとは思えない。
「あっそ。処刑したいならすればいい、できるならな。」
「ぐ、、、なめやがって。俺はグレダ伯爵家嫡男、デン・グレダだぞ。お前は絶対に許さないからな。」
「ああ、気楽に待ってやるよ。」
「くそっ!この続きは学院で晴らしてやる。」
そう言ってデンは帰って行った。ん?学院って何?
こういう時は一応貴族のルーシーに聞いたほうがいい。
「学院というのはまぁ小学校みたいなもんですよ。あと一ケ月くらいで6歳になった子供たちが入るところです。」
「ふーんそうなんだ。」
子の世界の文化って日本と似てるよな、言語も日本語だし。やっぱり神が何かしたんだろうな。
「ルーシーは行くの?」
「グレンが行くなら。」
「なら、また二人で学校生活を楽しむか。」
「そうね!」
俺たちはまだ見ぬ学院生活に心を躍らせる。この後に何があるかも知らずに。




