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舞台裏3 〜八仙たちの質疑応答コーナー〜

この部は物語の進行とは一切関係がありません。

本編中で語れなかった設定などを掘り下げて、よりこの世界観を深く知ってもらおうというコーナーです。


読まなくても今後の話に支障はありませんので、興味が無い方は読み飛ばしても大丈夫です。

 一「今回はロウが大活躍じゃったのう」

 四「そうね、ようやく主人公らしい活躍を見せてくれて安心したわ」

 ニ「それにどうやらようやく生体感知の真理にたどり着いたみたいだしね。僕たちとしてもロウの成長は嬉しい限りだね」

 七「感想はいいから……質疑応答……」

 一「そうじゃな。早速いこうかの」


 ◆ ◆ ◆


 問1 3話の3編目で出てきた「パローメイズ」ってどんな食べ物?


 六「君たちの世界的に言えば『ぽっぷこーん』だの」

 三「ちなみに原料になっているメイズというのがエーシル王国で主食として使われている穀物だ。まあ、とうもろこしみたいなものだな」

 五「ロウのお気に入りのトルチャも、メイズからできているのよね」



 問2 ロウ君が注文した服ってどんなデザインになったの?


 ニ「うーん、そうだね。これはちょっと表現しにくかったからぼかしてるみたいなんだけど、簡単に言えば袖無しの道着みたいなものを想像してもらえばいいみたいだよ」

 四「作者は服飾のでざいんを考えるのがあまり得意じゃないみたいね」



 問3 アーシアが王女なら一人で出歩いてるのおかしくない? 普通護衛とかつくよね?


 一「お忍びじゃからな。うまく護衛を騙しているんじゃろ」

 三「いや、そもそもアーシアがもっている固有魔法が強すぎて本来護衛なんて不要というのが大きな理由だ。どんな魔法かというのは……今後でてくることはあるのだろうか」

 四「うーん、どうなんでしょうね。設定にはきちんと魔法について細々と書いてあるみたいだけど、今後使うかはちょっと未定らしいのよね」

 七「エーシル王国の話……もうすぐ終わりそう……」

 ニ「そうなんだよね。予告にもあったけどマオちゃんの気分できまるからね」

 一「とりあえず、アーシアが使える魔法は攻防に優れたものだといっておこう。ちなみにその性質の片鱗は波動の色にも出ているみたいじゃな」



 問4 生体感知ってなにを感知してるの? 今回結構書いてあったけど。波動って?


 一「これはこの世界の根幹設定に関わる質問じゃな」

 五「そうね。でも物語に深く関わってくるわけでもないからいっそここでさらっと説明してもいいかもしれないわね」

 一「ではさらっと説明しようかの。


 そもそもまず、この世界、人々は『ビフロウス』とよんでいるわけじゃが、実はこれは世界の全てではない。

 当然じゃな、人程度の存在が世界の全てを把握なんぞできるわけないからじゃ。


 というわけでビフロウスの外側にも世界は広がっている。

 それは宇宙といっていいじゃろう。

 君たちの世界でもそうじゃろう。日常的に世界と言ったら地球全体を指すが、実際には地球は単なる惑星で、宇宙空間というものがその外に広がっておる。


 ここで、わしらの世界の宇宙と、君たちの世界の宇宙は別のものじゃといいたい。

 わしらの宇宙は『プリエネの宇宙』と呼ばれておる。


 このプリエネの宇宙というのは、原初存在である『プリエネ』が生み出し発しているエネルギーによって出来たものじゃ。

 この世界では上位の存在が生み出すエネルギー同士の干渉によって下位存在が生まれる事になっている。そして生み出された下位存在もまたエネルギーを発し、全ての存在は互いの干渉しあっているというわけじゃ。


 さて、そんな宇宙では全ての存在には必ず根源と呼べる何かが存在しておる。

 これこそがエネルギーを発する源になっておるわけじゃが、仙術ではこの根源が生み出しているエネルギーを捉え、利用しているのじゃ。

 根源というのは魂と言い換えたほうがもしかしたら分かりやすいかもしれんの。


 波動、あるいは気の流れなどといっているのはこのエネルギーのことじゃな。

 波のように互いに干渉するから、そのように表現しておる。


 ロウは意外にも詩人的な一面もあるから、この波動を風景のように捉えて表すようなところがあるようじゃな。


 肉体、ひいては物質というのは根源が引っ付いた殻にすぎん。

 我々が普通に見たり聞いたりすることのできる現象というのは、実は本質的には意味のないものなんじゃ。

 物質世界という表面を無視して、裏側にある真の姿、根源を捉えよう、というのが仙術の発想というわけじゃな。

 とはいえ生物の場合肉体と根源が強く結びついておるから、肉体が死ねば根源も霧散してしまうのじゃがな。



 ちなみにこの世界における神や精霊というのは今説明したところの上位存在にあたるかのう」


 四「まあ、こんなのは作者の趣味でしかないからあまり深く考えないほうが物語は楽しめるかも知れないわね」



 ◆ ◆ ◆


 三「今回はここまでだ。また次回、補足説明しておいたほうがよさそうな内容があれば問題ない限り公開していくつもりだ」

 五「それでは皆さん、また来週あいましょうね!」


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