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プロローグ

一目ぼれ、って本当にあるのかもしれない。

昔の私なら「顔だけで判断するなんてバカみたい」と思っていただろう。

でも、違った。君だけはほかの人と違った。

顔だけじゃない何か___。

きっと、私はあの時、君のすべてに一目ぼれをしたんだと思う。



四月、新学期。

高校生になったひまりは、不安な気持ちで入学式を迎えた。

中学の友達とは学校がバラバラになってしまい、知り合いはほとんどいない。

友達、できるかな__。何度目かわからないため息をついた。

その時だった。


ある男子と目が合った。


それだけなのに、まるで時間が止まったような。体に電流が走ったような。不安で憂鬱な気持ちまで吹き飛ばしてくれるような。

言葉で表現できないような、そんな感覚。

ほんの一瞬の出来事なのに、永遠のように感じられて。


__それが一目ぼれだと気付くのは、もう少し後だったけれど。

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