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すれ違いの恋  作者: 瑞樹一
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ー天川鈴の場合その5-

この話では女の子しか出てきません。

「はい、じゃあ本日はここまで、次は……」


 授業終了の鐘が鳴り、それに合わせて出て行った先生と入れ替わる形で担任の先生が来ると、その日の連絡が行われます。


「体育祭が近いし、明日にでも実行委員を決めるからなー」

 体育祭は新入生が入学してからの初めての大きなイベントの為、多くの生徒が気合を入れる一大イベントです。

 私は運動は苦手ですし、積極的にやる気を持って参加しようとは思えないのですが、ここはクラスで浮かない為にも頑張らねばなりません。

 あと、去年通りであればあっちの方でも大変ですし……


「まあ、今日の連絡はそれだけだし、じゃあ、日直、挨拶よろしくー」


 んー、去年の担任の先生の方が連絡をこまめにしてくれたと思えたのですが、実害はありませんし、きっと、この方でも大丈夫でしょう。


「きりーつ、れーい」


 日直の方が緩く号令をかけるとそれに合わせて私たちも挨拶を行い、クラスメイトは各自の予定の為に

散っていきます。

 そして、私もそれに合わせ、教室や職員室、事務室などがある南校舎とは別の専門科目用の教室や文化部の部室がある北校舎へ向け教室を出ます。

 

 私は現在部活動に所属しており、そこにはなんと幸人君も所属しているのです。

 まさか、私が所属する部に幸人君が来るなんて思いませんでした。


 私が所属している部は『自己生活部』といい、名称が長いため『自生部』と呼ばれています。

 自生部は一人暮らしの方や将来一人暮らしをしてみようという方が所属する部で活動としては一人暮らしの為、あれこれ学ぶ部活動ということになっていますが……

 本当の活動内容はそれとはかけ離れており、先ほどの説明が正しいのかは私自身分かりません。

 真実の活動内容としましては放課後には部室に行くことが活動みたいのもので人に紹介できる活動としては月に二度か三度料理を行うというものだけです。


 幸人君がこの部に入った理由はいくら聞いてもはぐらかされてしまって教えてはもらえないのですが、今年の新入生は幸人君以外にもみなとさんという幸人君の幼馴染さんが入ったので自生部の部員は計四人となっています。




 教室を後にすると私は一直線に部室に向かいました。

 一直線と言っても本当に教室を出て真っ直ぐに行っても部室にはつかないんですけどね。

 菫ヶ丘高校の校舎はH型となっており、渡り廊下を挟んで北校舎と南校舎に分かれています。

 そのため、文化部の部員は部室に行くためには渡り廊下を渡り、向かい側の校舎に行かなければなりません。


「こんにちわー」


「あー、おそーよー、鈴ちゃーん」


 私がいくら早く教室を出ても部室に先にいるこの方は沢渡香澄さわたりかすみさんといって私よりも学年が一つ上の先輩にあたる方です。

 香澄さんは唯一の三年生で部長に当たる方です。


 進学校の菫ヶ丘高校の中でも常に学年上位をキープする頭の良さもさることながら、女の私から見てもスタイルが良く、そこに明るく染めた髪はポニーテールにまとめられ、出来る女性を体現した様な先輩です。


 まあ、本当に様ななんですけどね、部室だと狭い中にある唯一のソファーに常に陣取って寝転んでいるので、それを見ている私が常に下着が見えてしまわないかと慌てています。


 まず初めにお読みいただきありがとうございます。

 はい、瑞樹一です。

 ちょっとPCトラブルで投稿が遅くなってしまい申し訳ありません。

 危うく四日坊主になるところでした。

 個人的には学校の方も忙しいのですが今日投稿できたのだからこれからも投稿できる気がします!

 うん、自信になったんですかね。

 では、今日この辺ではこんな意味のないあとがきまで読んでいただいた方はありがとうございます。

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