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すれ違いの恋  作者: 瑞樹一
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ー皆川幸人の場合その21ー

「おはようございまーす」


「おはよーです」


 体育祭当日、俺とみなとはクラスでの集まりがあるはるか前に準備の為、調理室に来ていた。

 正確には調理室の前に来ていた。


「おはようございます」


 何故ここで待っているのかというと、カギを持っているはずの香澄先輩とその弟の宗司が来ていない為である。


「香澄先輩と宗司の奴はまだなんですね」


「はい、でも、先ほど連絡した時には家を出る所と言っていたのでもうすぐ来ると思いますよ」


「それなら、待ってましょうか」


「ほら、みなとはそこ座ってろ」


「ほーん」


 昨日は緊張で眠れなかったらしいみなとは朝から眠そうに俺の後ろに付いてくるだけであった。おい、お前はここで寝るつもりなのかよ。


「みなとさん、寝ちゃいましたね」


「なんか緊張で眠れなかったみたいですよ、鈴先輩は眠れましたか?」


「私は今日は販売係なんで緊張することはないですよ」


 香澄先輩と鈴先輩は二人ではバイキング形式で買い物に来た生徒や先生の相手をしていく係となっている。

 最初はそっちの方が簡単そうで羨ましいと思ったのだが、よく考えると何人来るかも読めないし、どのくらい買うかもわからない為、非常に大変だと思う。

 そう考えると、俺の役割が一番楽かもしれないな。だって、料理するだけならいつもの事だし誰でもできるじゃん。


「おはよー」


「おっす」


 俺と鈴先輩がしゃべっていると香澄先輩と宗司がやってきた。


「ごめんねー、行こうとしたら宗司が急にトイレに駆け込みだしちゃって、出てくるの待ってたら遅くなっちゃったわ」


「お前、それを言うんじゃねーよ」


 この二人はみなとと比べると朝から元気だな。

 宗司の奴、今日はみなとと同じ係のはずなのに緊張とかしてないんだろうか?


「宗司は昔から緊張するとお腹下しちゃうのよね。そういう所は可愛いんだから」


 こいつも緊張はしているみたいだ。みなととは緊張の仕方が違うだけだな。


「それ以上言うんじゃねーぞ!」


 宗司は香澄さんにすごんでいるつもりだろうが全然怖くないんだよな。


「時間もないし、早く調理しちゃいましょう」


 宗司の奴にすごまれていたはずの本人はそんな事も気にせず次の話に進んでいた。



 まだ、この時点では何もつつがなく……


 まず初めにお読みいただきありがとうございます。

 はい、瑞樹一です。


 今日は久々に日記のようなあとがきを書こうと思います。

 最近の私の流行りがミスドの喫煙室でタバコ吸いながらカフェオレ飲んでラノベを読みふけることなんですけど、ほんとに気づくと何か時間があるたびにわざわざミスドまで行ってこれをやってるんですよね。

 というわけでいつものようにこんなくだらないあとがきまで読んでいただきありがとうございます。

よろしければ評価やお気に入り、ブックマーク、感想などいただけると嬉しいです。

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