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すれ違いの恋  作者: 瑞樹一
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ー天河鈴の場合その18ー

「一通り見たし、時間もそろそろだけど、案どーします?」


 私たちは三十分ほどかけて日用品売り場を見回した後、近くのベンチに座って話し合っています。

 本当にここは広いですよね。三十分じゃあ、見切れなかったんですけど時間も迫っていますし。案を考えていくことにします。


「なんかこれと言っておもしれーのとか無かったからな、オレらは良くも悪くもきなれているし、いつもの事だ」


「そうだよねー、香澄先輩は何かありません? 普段こういう所に来ない方の意見の方が参考になると思うのですけど……」


「面白かったので言わせてもらうと、私は店頭で商品の良さをアピールしている方が面白いと思いましたね」


「あの、店頭販売の人ですね、確かにあーいうのは大きな所ならではですよね」


「そういえばそうだな、普通のスーパーとかじゃあ確かに無いよな、あれって」


 二人にしたらそうみたいですけど、普通のスーパーすらあまり言ったことの無い私からしたらここで経験したことはすべて新鮮な経験なんですよね。


「それなら、当日もこんな感じのものをやったらどうですか?」


「確かに、それだと自己生活部っぽい気がしますね、何かを店頭で紹介しながら売っていくだとあまりやっている部とかも無いでしょうし」


「……その案自体はいいと思うんだけどさ、具体的に何を売っていくんだよ?」


 私たちが見たところではよく切れる包丁と汚れが簡単に落ちる洗剤を売っていたんですけど、あれを文化体育祭で売ってもうまくいかないですよね……


「確かにそうね、日用品をああやって売ってもうまくいきっこないし、それ以外に生徒の気を引く物ってなるとね……」


「だよな、見る人のことを考えると……ってそういえば文化体育祭の順位ってどう決めんですか?」


 準備の決め方って……そういえば説明していなかった気がしますね。

 いい機会ですし、説明してしまった方が良いでしょう。幸人君には今度私から個人的に二人で説明しましょう。


「順位は生徒と先生方の投票で決まります。文化部は基本的に十五分の持ち時間を使って団体ごとにやっていくんですよね。そして、最後の団体が行った後に投票が始まる感じなんです」


「でも文化部のやることってそんな全校生徒が一緒になって見れないのもありません?」


「それは当日に大きなプロジェクターが出されて、それに映すので大丈夫なんです」


「はっ? この学園は何に金使ってんだよ?」


「私立だしお金はあるんじゃないの? 私たちの学費がそんなところに使われているとはあまり考えたくはなかったけどね……」


「こんな学校ですいません……」


 別に私の家から多くの寄付金を渡しているわけでも無いのですが謝ってしまいました。


「理事長がお祭り好きという噂なんですよね……」


「やっぱりそういう感じの事なのかよ」


「今更後悔しても遅いわよ。それじゃあ、当日は時間になったら指定の場所で制限時間以内にどれだけ生徒を盛り上げられるかの競い合いということになるんですね?」


 みなとさんは理解が早くて助かりますね。宗司さんは頭の上にはてなマークが見えるのですが大丈夫でしょうか?


「んー、分かったような、分かんないような……」


「簡単に言うと十五分以内に面白いことをやってそれに全校生徒が投票して面白い順に順位が決まるってことよ」


「……なるほど、そういうことか!」


 まず初めにお読みいただきありがとうございます。

 はい、瑞樹一です。


 今日は最後の温泉だったのですが、んー、寝坊して夕食の後になってしまったんですよね。

 どんだけ、寝てるんだという話なんですが、まあ、混んでいる時も味わえてよかったのかなーと自分で納得することにしときます。

  というわけでいつものようにこんなくだらないあとがきまで読んでいただきありがとうございます。

 よろしければ評価やお気に入り、ブックマーク、感想などいただけると嬉しいです。

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