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すれ違いの恋  作者: 瑞樹一
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ー皆川幸人の場合その14ー

 もうその後の会議の雰囲気と言ったら、お通夜ってこんな感じなのかという感想しか湧いてこなかった。 

 会議室は静まり返り、俺たちに集まるはずであった、周りの敵対的な視線も後ろに座ることで回避できたのだが、そのため怒りの視線は前に立つ生徒会長に集まっている。

 そう考えるとなんか申し訳ない気持ちになってくる……

 なんかごめんなさい、偉そうな生徒会長様。

 まあ、あの人が生徒会長かも怪しいけどな。


「あー、きっとそいつは生徒会長だよ」


 会議が終わると俺たちは周りの人にばれないように後ろのドアから出ていくことに成功し、その足で自生部部室へと戻り、会議の内容を香澄先輩とみなとに説明した。


「最初に言うことがそこなんですか……」


 別に会議の内容を褒めて欲しかったわけでは無いのだが釈然としないな。


「何よ、幸人は会議で大見得きったことを褒めて欲しかったりしたの?」


「そんな事は無いんですけど……ほら、自生部のことが馬鹿にされたんですよ? 部長として何か言いたいことはないんですか?」


 香澄先輩は短絡的な人だし、きっとこの後、文句言っていた部に乗り込むとか言い出すだろう。よし、部室のカギはかかってるし、ドアを開けてすぐにどこかに行かれることはないな。


「別にいいんじゃない? だって、買ったのは本当だし、何してるかよくわかんない部っていうのは本当なんだから」


「えっ、本当に何もしなくていいんですか? 文句言っていた部に片っ端から乗り込んで皆殺しにしていくとか、今後自生部に逆らえないように何か社会的な弱みを握っておくとかしなくていいんですか?」


「取りあえず、幸人的には私がそんなことしそうな女子に見えていることは分かたわ」


「姉ちゃんはそんな感じだろ、俺が文句言うとすぐに怒るし、暴力に訴えて来るし」


 そうだよな宗司よ、きっとこれは俺たち一年の共通認識だよな。


「私も舐められたものね、納得いかなかったらすぐに暴力を振るう怪力女だと思われてるなんて、これでもか弱い美少女なのに……」


「そうだよ、あんたら、香澄先輩はか弱い美少女なんだからね!」


 あれ、いつもはこっち側で一緒に香澄先輩を攻めていたはずのみなとさんがなぜそっちに……きっと、俺たちのいないガールズトークで何かあったんだろうな……

 それなら、俺もみなとの事を思っている身、そっちに加勢するかな。


「確かに香澄先輩は成人君主みたいな人でしたし、そんな力で解決すなんて言う野蛮なことはしませんよね」


「はっ? えっ? なんで幸人は急に姉ちゃん側についてんだよ!」


「これは宗司には生涯分からないであろう、素敵で重要な理由があるのよ」


「あれ、もしかしてオレ、馬鹿にされてる?」


 これって何だろう、もしかして俺の気持ちとか香澄さんにばれてるとか無いよな?


「フフッ、どうでしょうね」


 そんな普段は浮かべない怪しげな笑顔向けないでくださいよ、困惑します。


「とにかく、香澄先輩はか弱い女の子なんだからあんたたちは金輪際馬鹿にしちゃだめよ!」


 組んではいけない二人が手を組んでしまったとしか思えない、香澄先輩のストッパーのみなとがそっちに付くとは……

 これは早急にこちらも新たな部長の鈴先輩を擁立して対抗するしかないな。


「まあまあ、みなとちゃんや、この二人も反省しているみたいだし許してやろうではないか」


「……じゃあ、話を戻しますけど香澄先輩的にはこんな言われっぱなしで良かったんですか?」


「んー、そんなにバカにされているのが嫌なら話すけどさ、これはいつもの事なのよ。ねっ、鈴ちゃん」


「……はい、確かにいつも言われてますね」


 まず初めにお読みいただきありがとうございます。

 はい、瑞樹一です。


 ここでいままで一度も話したことのない話をしたいと思うのですが、実は私、大学4年生でして、そのため現在人生最後の春休みを過ごしているわけなのですが、果たしてどう過ごしたらいいのですかね?

 今は基本的にバイトかモンハンしかしてませんし、ずっとこのままでいいのか?

 はい。何か画期的な春休みの過ごし方を思いついた方はご連絡お待ちしています。

 


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