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すれ違いの恋  作者: 瑞樹一
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ー皆川幸人の場合その3ー

 その日の放課後、俺は一人、部室までの廊下を歩いていた。

 今までは基本的にはみなとと一緒に来ていたのだが、今日はみなとが日直の為、先に行っていた。

 決してみなととの気まずい空気が耐えられなくて、一人で来たというわけでは無い。


「やっほー、幸人―」


 俺が部室に行くといつも通りすでにいた香澄先輩はソファーで横になって俺たちを待っていた。


「こんちわ、香澄先輩、いつもながら早いですね」


「三年生にもなると授業減ってるし、すぐ部室に来れちゃうんだよね」


「早く終わるのって、受験勉強をするためですよね? 勉強はいいんですか?」


「いやいや、勉強は当たり前の様にしてるよー」


 この発言は嘘っぽいし、香澄先輩が勉強をしている所は見たこと無いのだが、この人は何故か頭がいいらしい。

 菫ヶ丘高校は県でも中の上レベルの高校でその中で香澄先輩は学年の上位にいつも入っているほどだそうだ。


「まあ、先輩がそういうならしてるんでしょうし、後々になって困らないぐらいにはお願いしますよ」


「あれあれ、それって幸人は私の将来について心配してくれるってことかなー?」


「一応先輩ですし、苦労しないに越したことはないじゃないですか?」


「これはもしや幸人が私を攻略しようとしてるのでは!」


 相変わらずのテンションでそんなおかしな発言をしてくるのだが俺は決して先輩を好きなわけでは無い。いや、人としては好きだし、なんだかんだ尊敬している。


「どうしたのよ、テンション低いなー、これはもしやみなとちゃんとなんかあったとかか? ねえ?」


 まさか、ピンポイントで当てられるとは思っていなかった。


「……いや、そんな事無いですよ、俺とみなとはいつも通りの関係ですって」


「そういうならいいけどさー、私も一応は先輩だし何かあったら相談して欲しいなー」


「それなら必要な時が来たら相談させてもらいますね。でも、先輩って口固いんですか?」


「舐められたものだな、同級生からは相談・気づかいの香澄ちんと言われるほどなのに」


 この嘘は誰でも見抜けるな、うん。


「宗司に聞いてみますけどいいんですか?」


「それはやめた方がいいぜ、少年!」


 先輩はなぜだかソファーの上に立ち上がり、俺の方を指さした。



「私の真の顔は誰も知らないのだからな!」



 かっこいいとは思わないが先輩のそのどや顔はすごいと思う。

 なぜ、嘘をついているのにそこまでのどや顔が出来るのだろう?


「ウワー、カッコイイナー、さすが香澄先輩」


「私は先輩だし、かっこいいのは当たり前だぜー」


 俺が褒めると先輩はソファーの上で小躍りを始めた。

 喜びを体全体を使って表現するのは良いが先輩はスタイルがいいため非常に目のやり場に困る。

 具体的に言うと踊りと共に揺れるスカートから覗く太ももがまぶしすぎる。

 しかも、割とぎりぎりのラインまで見えるせいでパンツも発見できそうで無駄に心臓が高鳴っているのがわかる。


「……そうです、先輩はかっこいいですから座ってくださいよ。かっこいいんですから」


 我ながら脈絡の無いお願いだなと思ったが気持ちを良くしたか先輩は素直にソファーに横になった。

 どうしても座りたくはないらしい。


「まあ、かっこいいのは良いのだけど、そんなかっこいい先輩はもう少し幸人に頼って欲しいなーとか思ってるのですよ」


「……何かあった時は少し頼らせてもらいます」


「そうだよ、私はいつでも待ってるんだからね!」


 この人はなんだかんだいい人なんだよな。


 まず初めにお読みいただきありがとうございます。

 初夢は見たのですが完全に内容を忘れた瑞樹一です。

 今日は私のソシャゲ事情について少し話したいと思います。

 私、基本的にいくつかのソシャゲを暇つぶしのようにやっているので課金はしない主義なんですよ。

 なので、正月とかにある毎日十連ガチャが引けたりすると、大喜びするわけですが、

 さっきなんといくつかのソシャゲで最高レアのキャラが数体連続で出るという奇跡が起きて、

 きっと、私の初夢はガチャでいいものを引く夢だったんだろうなと思う次第です。

 

 はい、本日はこの辺で失礼します。

 いつもながらどうでもいい内容のあとがきまで読んでくれる読者の皆様本当にありがとうございます。

 瑞樹一でした。


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