ー沢渡宗司の場合その9ー
そして、オレたちは出来た料理を持って調理室から部室に移動した。
「やっぱり食べるんなら、いつもの場所が一番じゃん」
安心する場所で食べたいってなんか人と言うより動物みたいだな。
「香澄さんって何か小動物みたいですね」
「鈴ちゃんはすぐそうやって言って、私を後輩みたいに見て宗司も頷かないの、私は部長よ! 部長!」
ちょっと、ここの思考も読むのかよ……そして、鈴先輩と考えが同じだとは。
「えっ、香澄さんって部長だったんですか? てっきり、部長は天河先輩だと思ってました」
「おい、みなとさすがにって……俺も部長は鈴先輩だと思ってました」
「姉ちゃんはどんだけ働いてねーんだよ」
一応家で前もって知らせてもらっていたから、部長ということは知っていたのだが、他の部員の印象ってやっぱりそうなのか……
「香澄先輩! 私は知っていましたよ。先輩が部長ってことを!」
「当り前よ! これでもし鈴ちゃんが『私が部長です!』とか言い出したらもう私の卒業を待たずして、部長交代じゃない!」
姉ちゃんは卒業まで部長をする気なのかよ……
「すいません香澄さん、取りあえずお料理を頂きませんか?」
「まだ、言いたいことはあるけど、そうね、食べましょうか!」
さすがは去年までの一年間を姉ちゃんと一緒に部活をやってきただけはある。この中で姉ちゃんの扱いは一番うまいみたいだ。
なお、オレには姉ちゃんが扱いきれるはずがない。
「じゃあ、あたしが取り分けますね」
芒原は皆川と芒原の二人で作ったものとチーム料理ができないと味を比べることが出来る様に取り分けてくれた。
「みなとちゃん? それは私たちとの料理との差を見せつけたいの?」
「そういうつもりはないんですけど、やっぱり私たちのも先輩たちが作ったのも食べてみたいですし、お互いに食べてみたくありませんか?」
「俺も自分の教え子が作ったものを食べてみたいですし、ここはそっちの方がいいんじゃないですかね?」
皆川はどや顔をして発言したが、スルーされている。
「姉ちゃんはどんだけ自分のものに自信ないんだよ……」
「確かに私もみなとちゃんと……、幸人君が作ったもの食べてみたいな~」
姉ちゃん以外の全員が芒原の意見に賛成した為、芒原は止めていた手をまた動かしだし、取り分けたものを全員に配った。
「はい、じゃあ、皆食べるよー」
「いただきます!」
『いただきます』
姉ちゃんの合図に合わせ合図した後、一口目を口に運んだ。
まず初めにお読みいただきありがとうございます。
はい、瑞樹一です。
こんばんはいつも通りとても眠いです。
まあ、いつもの事なんですけどね。
なんかいつも眠いといっている気がするんですけど、すいません。こんな奴で。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
瑞樹一でした。




