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すれ違いの恋  作者: 瑞樹一
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ー沢渡宗司の場合その6ー

やっと主要キャラ全員揃いましたね

 そうして、姉ちゃんに連れられるまま家庭科室まで来ていた。


「やあやあ、皆、ちゃんと宗司を連れてきたよー」


 オレの予想通り他の自生部メンバーが揃っていた。


「こんちわー、香澄先輩と宗司」


「もう、遅いよ。香澄先輩、宗司君」


「香澄さん、そっ宗司さん、こんにちは」


 皆川、芒原、天河先輩の順で軽く挨拶を述べてくれた。んー、やっぱりまだ天河先輩はぎこちないか……


「やあ、皆の衆、作業は進んでるかね?」


 オレを待っていたとはいえ、遅れて来た身分でなぜそこまで上から目線で話せるのだろうか?


「今、鈴先輩が持ってきてくれた食材を確認して、これで作れそうか考えていたところです」


 皆川が三人を代表して現状を説明してくれた。

 つまりはこれであのマンガ飯の難点の一つである、食材の調達が難しいはクリアしたことになる。


「鈴ちゃんはいつもこういう時、頼りになるよね。鈴ちゃん最高―!」


「いえ、私ではなく私の家の力ですのでそんな褒めないで頂きたいです」


 姉ちゃんに褒められたのが余程うれしかったのか天河先輩は照れているのを隠すため下を向いてしまった。仕草がとてもかわいいと思いました。

 こう見ると自生部の女子部員ってかわいいな。

 天河先輩も芒原も学年ではトップを争うであろう美人だと思う。

 えっ、もう一人女子部員いるだろうって? 残念、血縁者に性別も人種もありませーん。


「天河先輩って本当にお嬢様だったんですね」


「あの、宗司さんが考えるような、お嬢様ではないですよ……」


 さっきまで、姉ちゃんと軽快に話していたのに、こちらを警戒しているのか挙動不審になって目も合わせてもらえない。うん、軽快と警戒がかかってるね、恥ずかしいよ。


「いえいえ、鈴先輩にはお世話になっていますよ。先輩のおかげで俺たちはやっていけているのですから」


「そうですか? 幸人君にそういわれるとうれしくなっちゃいます」


皆川とは目を合わせて話すのな……

 オレと皆川の扱いに差を感じるけどこれってきっと自生部で慣れていけば変わるよな?

 オレにもその笑顔見せてくれる日はいつか来るよね?


「まあ、鈴ちゃんがお嬢様なのはいつものことだしいいから、今日も食材は問題ない?」


「その点は大丈夫ですよ。鈴先輩の持ってきてくれたものどれもいいものばかりなんですもん」


「みなとちゃんがそういうってことはへーきそうね。幸人に聞くといつも大丈夫しか言わないし、そこんとこみなとちゃんは正直でいいのよねー」


「香澄先輩、それってなんか私が周りに気が使えないみたいに聞こえるんですけどー、そこのところはどうなんですかね?」


「みなとちゃん、先人が素晴らしい言葉を残してくれてるわ。『長所は短所、短所は長所』」


「それってもう、悪口って認めてませんか?」


「まあ、香澄先輩の言ってることも一理あると思うよ、でもオレは今のみなとがいいと思うけどな」


「あ……りが、と」


 天河は皆川には聞こえないぐらいの声で話、照れ笑いを浮かべている。

 これはあれだなきっと、天川は皆川のことが……


「みなとちゃんの確認もあって食材は大丈夫そうだけど、レシピの方は無事完成したの?」


 まず初めにお読みいただきありがとうございます。

 はい、恒例の瑞樹一です。

 眠いです。非常に眠いです。

 人にショートスリーパーといわれてから早何年だろう?

 基本的に四、五時間しか寝ないで生きている私ですがあー、今非常に眠いぞー

 というわけで今日は寝ます。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。瑞樹一でした。

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