あなたはランキングなどの結果がすべてだと考えていませんか?
現在、私達が活動しているこの『小説家になろう』では約58万人のユーザーがなろう作家やなろう読者として活動している。
その中には本当にプロの作家になりたいユーザーや趣味で楽しみながら執筆活動をしているユーザー。
なろう読者としてなろう作家を陰ながら応援しているユーザー。
まだ新規登録をしたばかりなので、最初はなろう読者としてどのような作品があるか、いずれはこのような作品を書きたいものを探しているというユーザーがいるだろう。
このサイトには『なろうコン』や『ライト文芸新人賞』などの新人作家の発掘する企画や『冬の童話祭』などの季節にちなんだイベントが企画されていることが魅力だと感じた方がいると思う。
なろう作家は問わずどの投稿サイトで活動しても、書籍化は誰もが憧れる存在だと考えられる。
私もその1人である。
その中でなろう作家が意識するところはランキングの結果やアクセス数、ブックマーク数など。
一方のなろう読者はランキングの結果から読みたい作品を選ぶユーザーが多いだろうと思う。
意識するポイントは人それぞれだ。
ランキングなどの結果がすべてだと思っている方はいるだろうか?
中には結果がすべてという方がいると思うが、私は結果がすべてだとは思わない。
なぜなら、ランキングに自分の作品がランクインされたら嬉しい。
しかし、私は果たして自分の執筆した作品は本当に面白いのか(面白かったのか)、それに対して自信が持てない。
一度に数作品がランクインされているとなんだか「次の作品は読者が共感できるエッセイを書かなきゃ」、「面白い作品を書かなきゃ」などといろいろな面でプレッシャーになってしまう。
といった複雑な気持ちになるからだ。
本当は素直に喜んでもいいはずなのに素直に喜べないことが今の私の心境なのだ。
ここは『小説家になろう』という小説投稿サイトでたくさんのユーザーがおり、いろいろな作品が投稿、あるいは更新されている。
1つ目は毎日更新し、いつものようにランキングに入っている作品。
2つ目は更新は不定期だが、面白くいつものようにランキングに入っている作品。
3つ目は更新は不定期ではあるが、一時的にランキングに浮上し、すぐに埋もれてしまう作品。
4つ目はどんなに頑張って投稿してもなかなかランクインされない作品。
など、更新するペースや評価やブックマークがつくタイミングがバラバラなことが分かる。
私は3つ目の一時的にランキングに浮上し、すぐに埋もれてしまうタイプである。
たとえ、ランクインされなくても面白い作品はたくさんあることをみなさまは知っていると思う。
それらの作品は誰かの手によって掘り起こさない限りは地道な努力の積み上げしか方法がないのだ。
これではせっかく投稿しているのに、ブックマークや評価がつかず、どんどん埋もれてしまう作品が増えていき、楽しく執筆活動をしているなろう作家が本当に可哀想になっているあるいは申し訳ないと思う。
活動報告などの表面上ではなんとも思ってないかもしれないが、実際には『ランキングに載る自信があったのに』と悔しさを滲んでいるなろう作家がいるかもしれない。
いつものようにランクインされている作品はいろいろと手を入れたりしてよい作品作りをしているなろう作家がいる。
なかなかランクインされなくても投稿し、何度も改稿を行って頑張っているなろう作家もいる。
共通して言えることはなろう作家は全員、ランキングに載るために日々、苦労し、戦っているのだ。
よって、私はランキングの結果などがすべてではないのだ。