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堕ちた英雄騎士  作者: CSS
第2章暴食の魔物
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16話予想

おれたちは、今日で、3度目の魔物の襲撃に襲われていた。兎が魔物化し凶暴になったアグリーラビット5匹。硬い鱗に覆われた巨大なクモの魔物プレートスパイダー4匹。アグリーラビットはとても、素早いがその素早さは、前にしか使えない。だから、簡単に対処できるからゴブリンと同じランクF。プレートスパイダーが口から吐く糸は、粘着性がある上に硬い。ランクは、ポイズンイーグルのワンランク下のランクEだ。ハナとレンズがアグリーラビットをおれとリーザが、プレートスパイダーを相手している。プレートスパイダーが糸を吐いて攻撃してくる。リーザは左へおれは、リーザの反対側に避け、互いにプレートスパイダーを囲むように走る。

「はぁ!」

リーザが、魔剣に魔力を通しプレートスパイダーの脚を斬り落とす。プレートスパイダーが怒りリーザを狙う。

「ぜぁ!」

リーザに、眼をとられてた隙に横からたった斬る。プレートスパイダーの胴体が離れプレートスパイダーの命が消える。

「キシャャャャャャャ!!」

プレートスパイダーが一斉に糸をおれに向かって吐いてくる。

『マナシールド』

魔力を、盾のように作るマナシールドを使い糸を防ぐ。

「はぁぁぁぁぁ!!」

リーザが後ろからプレートスパイダーの腹に飛び乗り、その腹をハンドソードで斬る。

「キシャ!?」

残った1匹は、逃げようとするが、

『シャドーグランプ』

時既に遅く気付いた時には串刺しになっていた。

「ハナ!そっち行ったよ!」

「了解!!」

レンズたちも、最後のアグリーラビットの突進を躱し、止まった隙を攻撃して仕留めていた。魔物との戦闘も終了しリーザたちは、魔物の剥ぎ取りをおこなっていた。

「もう!何度目ですか!」

「今日のを合わせて12度目よ。まったく嫌になるわ」

「レンズよく数えていたね。私、途中から数えるのやめたよ。」

リーザたちが節々に魔物の襲撃に文句を言っている。

「やはり・・・か」

「何かわかったのグレンさん?」

レンズが、おれに聞いてくる。

「あぁ。おれの予想だがこいつらは、恐らく、自分の住処から逃げて来てるな」

「どうして?」

「こいつらが、生息しているのは西の方だ。

それに、襲ってくるやつは、ランクFやEの下級魔物と呼べるような奴ばかりだ。となると、何かに住処を襲われ逃げてきて飢えをしのぐために、おれたちを襲ったと考えるとつじつまが合う。」

3人が納得した顔をする。

「でも、一体何があったんですかね?」

リーザが質問してくる。

「知らん。わかっていたら、苦労はしない。

ほら、剥ぎ取りを終わらせろ。こんなところに長くいると血の匂いに誘われてまた魔物が来るぞ。」

おれは、作業が止まっていた3人に発破をかけた。

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