表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボクが異世界?で魔王?の嫁?で!  作者: らず&らず
第1章 チェンジリング
40/224

第37話 温泉回?イイエ違いますよ!

 フラフラと一人通路を歩く、時間は二〇時くらいだろうか?スマホを確認する気力も無い。

 お風呂に一時間以上入っていたのでのぼせたりしたのかもしれない、何故そんな長湯だったのかというと全てカーナさんによる嫌がらせ?いや、この場合は自分の体でもあるためご褒美タイム?




 遡る事一時間くらい前。

 建物に入るとそこは何故か銭湯風だった。床は板張りで丁寧に磨かれており、着替えを入れる正方形のロッカーには編み籠が置いて有る、ちゃんと蓋と鍵が付いていて盗難防止にもなっているみたいだ。

 番台に(あい)さんが座っており、鼻の下を伸ばしめっちゃこっちを見ている、今更だけど残念な魔王だ。

 アウラさんが外に放り出したけど、多分次は自室に向かったんじゃないだろうか……

 気を取り直して服を脱ぎいざ露天風呂へ!温泉って良いよね~


 扉を開け中に入ると一〇七人分の視線が体に突き刺さる。

 油断してたよ……静かだから誰も入ってないのかと思ったら200mプール並みの広さの湯船に全員入って静かに待っていたようだ。

 アウラさんに背中を流して貰っていた間もずっとこちらを見ている気配がする、カーナさんが体を動かしているので逃げる事はできなかった。

 湯船に入ると取り囲まれ色々質問攻めにされるが内容はほとんど覚えていない、もみくちゃにされて一時間くらいお風呂に入っていたと思う。

 何とかのぼせたという理由で脱出する事ができたボクは、ご飯は明日の朝食べる事にして今日はカロリーONゼリー飲料を飲んで眠る事にする、これも(あい)さんが作ったらしくピチピチピーチ味でなかなか美味でした。




 アウラさんの部屋に入るとベットが一個しか無い事に気が付くが、大きいベットなので気にせず真ん中より少し端にずれて眠る事にする。

 今日は有意義な一日だったと思う、職業が謎だったけど四つも就けるのは非常に珍しいとの事で帰ったらロッティに自慢しよう!


「後三日か~ここの生活も楽しいけど皆の事も心配だよね~。今度皆で一緒にここに来たいけど転送魔法が覚えれなかったのが痛かったかな~」


 ベットに寝転び思わずこぼれる独り言、答える人がいるはずも無いので思ったままを口にする。


「あなたに明日は有りません……」

「えっ? ゲホッ、あれ、何で胸からナイフが生え……痛みが無い? ゴフッ」


 咳き込む様に吐血する、これはどういう事?……ベットの下に誰か居る!

黒いつや消しされたナイフが、ベットの下からボクの胸を貫通して生えていた。


「神からの指示で来たんだよ? 諦めて死んでね……せめてもの情けで痛覚麻痺の毒を塗って有るから」

「いやだよ、死にたく無い! ゴホッ」


 この声どこかで聞いたことがある……


「大丈夫だよ、カナタ……神はカナタも天使にしてくれると言っているから、一緒に永久の時を過ごすんだよ?」

「もしかしてあの天使? 名前聞いてなかったね」


 全力で治療を行なう、少しでも時間稼ぎして回復しないと、ベットの少し端に寝転がったからナイフは心臓を避けてギリギリ助かったようだ。回復が間に合うかもしれない、思考がやけにクリアなのはカーナさんのおかげかな?

 それにしても神め、酷い事をする……こうやって自分の手で天使になるべく人を集めていた可能性が出てきた。


「僕の名前はブリギッド、昔は勇者ブリジッドとか呼ばれたこともあるんだよ? 薬の効果が切れる前にお願いだから死んでよね……カナタ」

「なっ!?」


 ロズマリーさんが話していた言葉が思い出される。それに天使長の悲しげな顔……そして教会の聖女!

 あの昔話にあった教会の聖女が天使長で一緒に天に召されたのがこの天使だとすれば……神が天使にするために計画した事!?


「あ、の、糞神ぃぃぃ! それほどの事をして何がしたんだぁぁぁっ!」

「やっぱりナイフくらいじゃカナタは殺せない……僕がずるしてあげたスキルが役に立っていたみたいで嬉しいよ? でもソレもここで終わり、一緒に逝こうね僕が案内してあげるんだよ? カナタ」


 ボクの胸からナイフが抜かれると同時に手が生えてくる、その手に掴んでいるのはドクドクと鼓動を打つ心臓!?

 カーナさんの声が頭に響く、『使いなさい! 早く、時間が無いわよ!』使えって何を?

 口が勝手に動く、カーナさんが変わってくれた様だ。ごめんなさい、大変な時に……


「【無垢なる混沌】何とかしなさい!」

「カナタ? カナタはどこ? あなた誰なの! 僕のカナタを返してぇぇぇぇ!」


 意識がある、カーナさんと入れ替わる時はいつも眠っていたのに、あの闇の転送中が始めての会話だったのに?

 カーナさんの体から闇がこぼれ出る、ベットを、その下に居るブリギッドさんごと包み込むように……

 闇はブリギッドさんの夜を背負った様な漆黒色の翼を侵食して行く、『あぁ……なんて綺麗なんだ』何か温かいモノがカーナさんを通してボクに入ってくる。


「カナタ? そこに居るのはカナタなのかい? 何だこんなに近くに居たんじゃないか、待っててね僕もすぐそこに行くから!」

「うっ、くぅ……あぁぁぁ!」


 カーナさんが悲鳴を上げる、侵食するスピードが急に上がった。

 まるで自らを差し出すかのように、翼から体へ侵食は進む、ベットは無傷なのに何故下に居るブリギッドさんの事がわかるのだろうか?この闇はカーナ(ボク)!?


「ダメ! カナタそれ以上私に触れないで! 私はあなたを守りたいのに!」


 カーナさんが何か言っているけど温かいモノへと吸い寄せられていく。

 途中で何故かブリギッドさんに抱きしめられて止まる、そっちに行っちゃダメなの?


「利害の一致さ、カナタはあなたに渡さない! カナタ……一緒になりたかった♪ ちょっと思っていたより違うけど、これならずっと一緒だよ?」


 ブリギッドさんがボク(カーナ)の中に入ってきたの?三人で一人の体とか喋る時どうすればいいのかな、でも何か落ち着く。


「驚いたわ……私の体は結構キャパが広かったようね、これ以上は多分入らないわよ? 三人までが限界のようね……あっ!」


 どうしたのかな?急に震えだすカーナさん、『僕は何もしてないよ?』何か嬉しそうに涙を流している。


「天使の力があふれているみたい……体の一部から!」


 何か不思議な気分になるムズムズするようなふわふわ?カーナさんが触っているのは胸?


「「オッパイが大きくなってる!?」」


 何も泣く事はないのに、『僕からしたら大分小さくなったんだよね……』そうだよねあの時に比べたら……


「あれ? 主導権が戻った! カーナさんもう良いのかな?」


 ブリギッドさんを飲み込んだ闇はまたボクの中に戻っていった様で、部屋には前と同じ静寂が訪れていた。


「このベットに開いた穴とこのナイフはどうしようかな……見つかる前にナイフだけでも隠そう」


 心配するボクの事をほっといて、カーナさんはブリギッドさんと話し合っている、意識を向けると色々聞こえてくる。


『もう私達は姉妹も同然よ! 絶対に逃がさないわ……』

『え? いや僕はカナタと一緒に居れれば良いんだけど』

『私が心残りだった最後の願いを叶えてくれたんですもの! この体をあげるから一生カナタと一緒よ! 全力で応援するわ!』

『え? そうなのかい? なら貴女は僕のお姉さんだね!』

『もうすぐ私は体から居なくなるけどその日までよろしくね!』


「仲が良いのならもうボクは何も言わないよ……もう眠るね」


 そのすぐ後、部屋に戻ってきたアウラさんにベットに穴を開けたことを叱られて、正直に全部話す。

 涙を流して心配してくれるアウラさんにボクはちょっと嬉しかったです。

 もう心配ないのと今日は遅いので、明日の朝に詳しい事を話すと約束して一緒に眠る事になりました。


 アウラさんは(はるか)さんみたいな……お母さんみたいな感じがして、異世界に来て初めてぐっすり眠れそうな気がします。


 (はるか)さんは今どこの国に居るのかな?日本に戻っていたら、ボクが入院している事で心配させてしまうかもしれない、三日後あちらの世界に行くカーナさんには向こうの事を頑張ってもらおう。




 ――∵――∴――∵――∴――∵―― 




「チュンチュン」


 スズメの鳴き声が聞こえる、もう朝なのか……久しぶりに熟睡できた。


「チュッチュ」


 ん、胸元に違和感が、こそばいような切ないような?

 目を開けるとアウラさんのビックサイズ!を視界に捉える。


「チュッチュ」

「ふぁっ?」

「やぁ! 気持ちの良い朝だね、カナタ胸大きくなってない?」


 視線を下げるとボクの胸元を弄る(あい)さんと目があった……二度目は無い。

 玄武の盾を取り出し、昨日盾戦士に就いて覚えたシールドチャージを発動する。


「あ~れ~カ~ナタ~」

「懲りない人ですね?」


 シールドチャージで上手い具合に窓の外へ放り出す事に成功する、窓を開けたのはアウラさんみたいだけどどうやって?

 良く見ると蔦が床を這って窓まで伸びていた。土の精霊は植物を操る事も出来るみたいだ。




 アウラさんと一緒に食堂に向かう、天空の回廊も案外慣れたら良いかも知れない、絶景を眺めながら鼻歌でも歌いそうな気持ちで食堂へと足を運ぶ。


 この城の隣に物凄く高い木が生えている、この天に一番近い場所からでも天辺が見えないと言う事は、あの木はこの世界で一番背が高いんじゃないかな?

 あの高くそびえ立つ木ってもしかして世界樹の木だったりするんじゃ。


「チュンチュン」

「どうしましたカナタ?」

「いや、あの木って世界樹の木だったりするんですかっ!?」


 振り返るとアウラさんのすぐ側に鮮血のように真っ赤な色のドラゴンが浮いていた。

 回廊の外を優雅に浮かぶドラゴンは翼を羽ばたいて居ないのに空に浮いている、あのドラゴンがチュンチュン鳴いていたの?


「そっとこっちに来てください、食べられますよ……ゆっくりです」

「この子の事ですか?」


 アウラさんは回廊から蔦を伸ばしドラゴンの鼻先を撫でるようにして蔦を這わせる。


「知り合いのドラゴンですか? 危なくない?」

「今日カナタに渡すVBリングを作ってくれたのがこのドラゴンです、お礼を言いなさいね?」


 VBリングって何かな?でもアウラさんが言う感じじゃボクのためにわざわざ作ってくれたみたいだ。


「ありがとうございました。その、綺麗な鱗の色ですね」

「チョンチョン」


 おっかない外見からは想像できないくらい繊細な動きで、尻尾を伸ばし握手を求めてくる、握手で良いんだよね?


「カナタ~一緒に食堂まで朝のデートだよ~」


 尻尾と握手していると(あい)さんが崖から戻ってきたみたいだ。


「チョンチョン」

「またね~」


 逃げるように飛んでいくドラゴン……(あい)さんは何をしたんだ。




 朝食は昨日と同じメニューにデザートだけ別の物になっていた。胡桃のような硬い殻に包まれているナッツっぽいこれは何かな?


『世界樹の種』


「ぶっ! 何てレア食材、食べるのが勿体無い、でも美味しそう」


 殻を手で割って中の白い実を食べると、マカデミアナッツの様な芳醇な香りが口いっぱいに広がって飲み込むのが惜しいくらい濃厚な甘味を持っている、これはスペシャルなナッツだね。

 あれ……全員がこっちを見て固まっている?何か変な事したのかなボク。


「えっと、デザートを先に食べたのはマナー違反でした?」


 言いつつもついつい二個目に手が伸び、殻を手で割って食べる。


()()()()()って()食べていますけど……」

「それがどうかしましたか? 美味しいですよ?」

「カナタあとでもう一回花嫁修業の相談会をするよ!」


 その後、皆普通にご飯に戻り、食べ終わるまでボクはクエスチョンを飛ばすのだった。




 アウラさんの部屋に戻ってからベットに三人で座る、いつもなら尻尾で撫でてくるのに今日は何もしてこない(あい)さん。別に何かして欲しいわけじゃないけど少し寂しい。


「今何か天のお告げが、カナタを触って良いと言っている!」


 感が鋭い様で尻尾を服の間に突っ込んでくる、この尻尾は撫でると非常に気持ちがいい。

 このまま尻尾を掴んだまま話を聞こうかな?


「アウラさん食堂で何か言いかけましたよね、話してくれますか? (あい)さんの事は放置で良いので」

「その前に昨日の夜の事を(あい)にもお願いします」


 それから昨日起こったことを一から全て話した。一人で部屋に戻ったこと、ベットに寝転がっていて胸をナイフで刺されたこと、【無垢なる混沌】が暴走?したこと、そして天使を吸収したこと……(あい)さんは唇を噛み非常に悔しそうにしていたけど、大丈夫だからと言って尻尾を撫でると元のとろけ顔に戻った。


「つまりその胸は天使の力があふれたから大きくなったと言う事ですか?」

「そうみたいです、カーナさんが泣いて喜んでました」

「天使を出せ!」


 いつになく真剣な(あい)さんの声に少しドキッっとしたけど、鼻の下が伸びてるあたり信用ができない。


「眠っているような状態だと思うので無理ですよ? もうボクの一部でもあるんですから喧嘩したら怒りますよ?」

「直接会ってお礼を言いたかった! おっぱうぐっ」


 アウラさんの抜き手が(あい)さんの鳩尾(みぞおち)を抉るように撃つ。


「VBリングを渡してください、試練は無しです」

「え、えぇぇ! それは無いよ! 試練は私が楽しみにしていたのに、カナタとお散歩デートに湖デートそれからお風呂デートに……」

「尻尾引き抜きますよ? さっさと出しなさい」


 アウラさんが切れている、尻尾を掴んで引き抜きそうになっていた。

 昨日一二の試練とか言っていたけど(あい)さんのお願いを一二個聞くタイプの試練のようだった。

 (あい)さんが指輪をボクの指に一個ずつはめてくれる、第二関節までにつけるタイプの小さな鮮血のような色の指輪で、中指に二個あとは各指一個で両手合わせて合計一二個も付けてくれた。


「その指輪はVBリングと言って死を肩代わりしてくれるレリックです、あのドラゴンが作ってくれた物なので大切にしてくださいね?」

「手洗ったら落ちそうな気がするんですが付けっぱなしで良いんですか?」

「指を切り落とさない限りもう取れませんので安心してくださいね?」


 アウラさんの笑顔が眩しい、もう気にしない方向で行こう。


「ちゃっちゃと行きましょうか、次はステータスの確認です。あの(あい)でも割るのにコツが要る世界樹の種をあっさり割っていたところを見る限り、トンでもない変化が起こっている事になります」

「ステータスオープン」




 名前:彼方=田中(カーナ=ラーズグリーズ)

 種族:人間 年齢:13 性別:女 属性:無・勇

 職業:盾戦士・冶金士・儀式術士・魔物の王 位:?

 称号:【絶壁】 ギルドランク:E

 クラン:小さな楽園 団結:クリスティナ様護衛隊


 レベル:737[6+17+13+701+?]☆☆☆

 HP :1143/1143[100+300+6+737+?]

 MP :843/843[100+6+737+?]


 攻撃力:1[6+1+?]

 魔撃力:1[6+?]

 耐久力:19[6+16+?]

 抵抗力:?[1+11+?]

 筋力 :737[6+17+13+701+?]

 魔力 :737[6+17+13+701+?]

 体力 :737[6+17+13+701+?]

 敏捷 :737[6+17+13+701+?]

 器用 :737[6+17+13+701+?]

 運  :NORMAL[1+?]

 カルマ:42[44]


 SES盗×

 :【無垢なる混沌】【創造神の寵愛】【原初精霊の加護:土】

 ;【停止飛行】

 UNS盗×

 :【魔力の源泉】【舞盾】【祈雨】

 EXS盗×

 :【眷属化】【冶金】【第六感】

 スキル盗×

 :【生活魔法】【治療D】【解体E】

 :【脱兎】【耐性:熱F毒F】【解毒F】

 Aスキル盗×

 :【スピアスタブ】【シールドチャージ】【簡易儀式魔方陣】

 :【分解】【テイム】




「「「……?」」」


☆が三個になっている、呼び名はトリプルスターで良いのかな?

ステータスがバグっているのかと思うくらい増えている、全然そんな気しなかったけどどういう事?


「カナタちょっと(あい)の手を思いっきり握り締めてもらえます?」

「「えっ!?」」


 青ざめた顔で(あい)さんは手を差し出してくる、大丈夫だよね。


「大丈夫でしょう? ちゃんと手加減しますよ! エイッ!」

「ふっ、なんとも無いに決まっててててぇぇぇえ!」

「見事に折りましたね……(あい)カナタにリミッターになる呪をかけてください」


 手を押さえたまま後ろを向いた(あい)さんに治療をかける、手はすぐに治ったけどこっちを振り向いた(あい)さんの目は笑っていなかった。


「ちょっと強力な呪だから直接触れないとダメなんだよ?」

「ちょっと肩が痛いです」

「大丈夫すぐによくなるからね?」

「アウラさんちょっと助けて! 何かを狙っている目ですって!」

「あ、こんなところにナイフが……」


 わざとらしく後ろを振り向くアウラさん、そしてナイフ見つかっちゃったよ!


「いただきま~す! むちゅ~」

「ん! はっ、んちゅ、んん、ん……ふぁん」

「終わりました?」


 舌が、色々と……凄かったです。


「その、ナイフは、天使が持っていたやつなので……回収しときますね、痛覚麻痺の毒が塗って有るそうです……」


 忘れよう、ちょっと気持ち良かったのは気の迷いだと思いたい。


「規格外に育って良かったですね! 天使を取り込んで正解だったと思います」

「ポジティブに行きましょう! そうですね、これで安心して戻れます」

「カナタここまで来たらベースのレベルも上げようか♪」

「「これ以上!?」」


 (あい)さんの提案にビビルボクとアウラさん、でもボク的にはちょっと有りかもしれない、超絶無双とかしてみたいしね!


 そういえばブリギッドの年齢は七〇一歳なのか、人間時代も含むかどうかで変わってくるけど精神体の年齢って事は含むのかな?


 二日目の朝は思いのほか良い方向に進むのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ