はーゔぇすと
「ハーヴェスト・・・・」
もしもなることが出来たら、未知の素材を探したり出来るのだろうか。もちろん、夢の中だ。でも冒険をして、その結果として宝物ではなく果物やお菓子が手に入るなんてまさしく『夢のある』はなしだ。
「もしもハーヴェストについてお聞きになりたいならば、王様に相談してはいかがでしょうか?ハーヴェストになるには王様のお許しが必要です」
「その、王様の許しってなんなんでしょう?」
「ハーヴェストとは、世界各国どこにも属さず、あらゆる場所で活動することが認められています。そのため、王様が認めた方でなければハーヴェストを名乗ることは許されていないのです」
「あー、そうか。国には属してないけど、この国の王様には認めてもらってる、と証明がないといけないんですね」
なるほど。誰でもそんか仕事につけたら犯罪まっしぐらだろう。こののどかな世界には似合わない。
最低限、どこかの国の最高責任者に認めてもらう。これが制度として盛り込まれてるのか。
「もしもハーヴェストになるのでしたら、武器なども必要ですね」
くすくすと笑いながら騎士さんが話す。でも武器とはいえ、キャンディだろう・・・・。
「ハーヴェストの方はどうかわかりませんが、作り手さまに相応しいものならば、展示してあるものが見れますよ。ご覧になりますか?」
「作り手にふさわしい?」
そうして案内されたのは、宝物庫だった。
「ここ、宝物があるんでしょう?入ってもいいのでしょうか?」
「はい、ルールを守っていただければ、見ることは可能です。そちらの入室簿に記名をお願いします」
騎士さんはさらさらとノートに名前を書いたのを見て、自分の名前も続けて書いた。
「こちらは以前の作り手さまが使っていたナイフと泡だて器、ボウルになります」




