りゅうぐうじょう4
「最近はなんでか忙しくて・・・・寝る時間も削ってるのにお仕事減らなくて・・・・・・ぐすっ、それなのに皆さんご挨拶には来ていただけるし・・・・」
何やら乙姫さまの仕事環境がブラックらしい。涙ながらに、というか泣きながら、ぽつりぽつりと語り始めた。
「お客様が来ていただいて、応対している間は座れるし、お茶も飲めるし、書類見なくていいですし、とっても嬉しいんです。・・・・・でも、どうしてもお仕事がなくならなくて」
「作り手どの」
「作り手さん」
「「どうにかできないの?」」
「何かを作るならともかく、仕事をなくすのはちょっと・・・・責任とかもあるでしょうし。ちなみにどんな書類があるんですか?」
「えっと、近いものだと、どこそこが壊れてるから修繕費を出してほしいとか、職員からの休暇申請とか、食堂のメニューを変えてほしいとか・・・・どこから手を付けたらいいかわかんないやつですけど」
「う〜ん・・・・」
亀さんイルカさんも悩みながら解決策を考える。そんな中で私はできることを考えるが・・・・。
「修繕だったら作り手として、やりましょう。ですが手持ちの材料では足らないので、材料を調達してもらわないといけません」
「乙姫さまよ、修繕するのはどこの区画じゃ?」
「2の部屋です。穴があるみたいなんですが、この通り海の中ですから。早めに穴をふさがないといけません」
「2の部屋なら、材料は手に入りますね」
「少し思いついたんですが・・・・」
「何か良案がありますか!?」
「材料を職員でとってきてもらうのはどうですか?」
「それは、可能ですね」
「で、一番たくさんの材料を持ってきてくれた方のリクエストメニューを食堂の新メニューとして追加する。もちろん、修繕自体は私がやりしょう」
「・・・・・あら?ということは」
「修繕費問題と食堂の問題が片付きます。休暇申請についても、問題が減れば考えられるでしょ?」
「はい!」




