かめといるか3
「竜宮城があるんですか?そしてクリームシャークとは?」
剣呑な雰囲気にさせるかと口を挟む。
「なんじゃ、知っておるのか?このあたりで綺麗な景色と言うならば、まず間違いなく挙げられる場所じゃからのう」
「クリームシャークっていうのは、高速で泳ぐサメなんですが、住んでる地域が寒いからなのか、適応するためかアイスクリームの体をしてるんですよ」
「「あ"?」」
剣呑再び。
しかし、昔話に聞く有名な竜宮城は見てみたい。絵にも描けないとも歌うし、さぞや綺麗なのだろう。同時にクリームシャークも気になる。アイスクリームの体でどうやって泳いでるのだ。その環境に適応するためってことは、寒い地域なのか。
「ここから近いのはどちらですか?」
「竜宮城ならこの海の底の方。クリームシャークはずっと北じゃな。先に竜宮城の方が良いと思うぞ」
「いえいえ、海の底なんてとんでもなく深いんですよ。人間ではなかなか行くのは大変でしょう。クリームシャークを先に見に行きましょう」
「「・・・・・・」」
無言で睨み合うのやめてほしい。
しかし、深海か。確かに行くのは大変だろうが、このジュースの海もどうなってるか気になるしな・・・・。
「竜宮城近くはこの海のジュースも変わってるんですか?」
「この海では深い場所ほどジュースの濃度が変わるんじゃよ。竜宮城がある周辺はまさに芳醇なジュースとなっておるよ」
「クリームシャークは泳いできた場所によって、味が変わるんですよ。若いものでも、ジュースと混じってフロート状態だと思いますよ」
「じゃあもし、竜宮城近くの芳醇なジュースにクリームシャークのアイスクリームを足したら、とんでもなく美味しいフロートになるのでは?」
「それは」
「確かに」




