うみのなか2
チョコレートのわかめ、グミの貝、バター香るパイの魚。どれも美味しい。
チョコレートのわかめはカカオの香りもするのに舌触りはわかめという謎食感。グミの貝は中身も貝殻も全て食べることが出来た。パイの魚は生地魚に近いのかもしれない。
磯臭さはないものの、なんというか、混乱する。
センと相談して、更に深いところへ潜ることにした。やや不安はあったが、センは大丈夫だとピカピカしていたので、信じることにした。
ラッシュガードと網を持って翌日も海へ入った。見つかるのは貝殻が多いが、岩場にはイカやタコ、カニなども見られた。どんな味がするのか気になるが逃げられたので深追いはしないことにする。
更に潜っていくとカレイやヒラメなどに近い魚も見られた。こちらは眠っているのか簡単に取ることが出来たので、網に入れておく。
ウツボなどの危険なものも出てくるのだが、噛まれても全く痛くなく、逆に捕まえることに成功した。
そうして引き上げる頃には網はかなりの魚が入った。ヒラメとカレイ、ウツボ、貝殻とヤドカリ、カニのはさみ。カニのはさみは身がないようだが、キラキラと宝石のように輝いている。ちょっと気になったので持ってきたのだ。
味見の結果、ヒラメとカレイはおはぎやようかんのようなあんこの味わいがあり、ウツボはビスケット、貝殻とヤドカリはグミのようだった。
気になるカニのはさみだが、舐めても甘くない。飴ではないようだった。独特の透明感もあり、まるで宝石のように感じられた。




