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みとめられる

うとうとして、動物にかこまれて。囲んでいた動物もグミをポケットにいれているコアラとか、さくらんぼのついたヒゲをもった猫とか。なんともほんわかとする。


山を降りる途中で湖をみつけた。近くには豊かな香りをたたえるハチミツが溢れる蜂の巣もある。湖はホットチョコレートのようで、アーモンドなどナッツの魚が泳いでいる。


その湖で少しだけ休憩をとってからまた下山する。今度は麓まで一気におりてしまう。というのも、体がとても軽く、ものすごい速度で移動できたのが理由のひとつ。また、本来なら迂回しなければいけないだろう場所もひとっ飛びにできたことも大きいだろう。


クッキードラゴンのうろこを食べてから、体の軽さは更に強く感じるようになった。どんなことでも出来そうな万能感すらある。


そんな感覚は途切れないままお城に戻り、王様にクッキードラゴンのうろこを見せた。


「この芳醇なバターの香りと豊かなミルクの味わい。確かにクッキードラゴンのうろこじゃ。うむ、作り手どのをハーヴェストとして認める。作り手どの、まずはどこに行かれるかの?」


「ゆったりと世界を周ろうと思います」


「うむ、ならば他国の王にも会ってほしい。様々な仕事を依頼したいと思うからの」


そうして、私は『作り手』兼『ハーヴェスト』となり、世界を周ることになった。


「あの、作り手さま。もうお菓子は作らないのでしょうか?」


「王妃様。いいえ、また材料があれば作りたいと思っています」


「どのような材料がほしいですか?」


「どんなお菓子にも使うという意味では、ミルクやバター、たまごがほしいです」


「それならば、国営の牧場をご覧になってはいかがかしら?ガラス牛のミルクはこの国の名物なのですよ」


「おぉ、それは名案じゃ。まずはこの国の中からゆっくりとするが良いじゃろう」

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