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くっきーどらごん

カードにセンと名付けてお菓子を作って。ちなみに作ったプリンは品質のためかセンのおかげか、すさまじく美味しかった。


とにもかくにも遠征する準備ができた。


ショコラ山のクッキードラゴンを探すために今は地図を眺めている。先生役は騎士さんだ。


この国は北にショコラ山、南にジュースの海、東に実りの森、西にアイス平原、と囲まれている地形らしい。とはいえ、外敵があるわけでもないので近いところや浅い部分には各地の資源を取りに行くこともあるらしい。


クッキードラゴンがいるショコラ山はこの国の北。お城から出て街を抜け、少し歩けばもう山に入るとのことで、いくつかの注意を聞いている。


「この試練には私はついて行くことができません。なんとか自力で無事に帰ってきてください」


山には食べることのできるものが沢山あるらしく、そちらは楽しみにしていていいそうだ。


ショコラ山・・・・・やはりチョコレートだろうか?たけのこやきのこはあるだろうか?


そんな期待を胸に出発し、しばし。山には着いた。山にはパリパリとした食感のポテトチップの落ち葉が広がり、チョコレートの花が咲き乱れ、様々な種類の果物がなっていた。


この山だけでもいろんな種類のおかしが堪能できそうだ。


そして山頂を目指して登りついに発見した。クッキーのうろこをもつドラゴン。


クッキードラゴンだ。


眠っていたらそっと近づいてうろこをとってしまおうと思っていたが、食事中のようでポテトチップの葉っぱをパリパリと食べ、ジュースらしき滝の水を飲んでいた。


そっとカードのセンに触れる。センは意を汲んでナイフに変わってくれた。


尻尾の方から近付いて、と考えていたところで、見つかった。


ぐあぁ!と大きな声は出されたが、不思議とそんなに怖くない。噛みつこうとするクッキードラゴンを受け流し、横から胴体に手を滑り込ませてひっくり返す。


どしぃん!と音が響くもクッキードラゴンはすぐに起き上がり、また突進してくる。


何度も繰り返すとクッキードラゴンの動きが目に見えて鈍くなっていった。


最後には牙が抜けて、胴体のうろこを数枚はぎとり、尻尾も少しだけ切り落とすことに成功し、クッキードラゴンは茂みの中に消えていった。

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