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つくりて

「夢・・・・にしちゃ現実感がすごいな」


たしか寝る前まで今年のコンテストに出すスイーツのデザインや素材を考えていたはずだ。


考えすぎたせいでこんな夢を見てるんだろうか?


「ん?体は自分で動かせるし・・・・・・白昼夢ってやつか?」


そう結論づけて辺りを見渡す。


まず城。

外壁はチョコレートだろう。カカオの香りがここまで漂っている。

床は淡い黄色。もしかしてスポンジ生地だろうか。

柱は僅かに焼き目がついていて床よりもやや濃い色をしている。見た通りの質感ならばクッキーだろう。

屋根は渦をまいたクリームか。雨の時どうするのだろう?


城の庭にはカラフルな果物が木になっている。ツヤからして最上級の素材だろう。だが気になるのは1つの木から何種類もの果物がなっていることだ。これも夢のせいかな。


城の外。向かって左側は海・・・なのだと思う。見た目は赤やオレンジ紫など、場所によって色が違う以外は波なんかもたってるし。


向かって右側。街、だろうか?こちらもカラフルな屋根が見える。一軒家というより、マフィンなんかの形に近いように見える。


「えっと、体は動くし、何かしないといけないのか?」


そうこうしてると城の方から人がやってきた。馬にのっているし、騎士とかだろうか?


「そこの方!お待ちください!もしや作り手なる方ではないでしょうか!?」


つくりて。作り手?パティシエではあるので、作る手ではある。


「つくりて、とは?確かに私はパティシエとして働いていますが・・・・」


「あぁ、よかった!ぜひ我らが城へ来ていただきたい!この通り!」


馬からおりて頭を下げる騎士。日差しのせいでよく見えなかったが、背はとても低い。私の腰くらいだろうか。そして腰には剣のようにスティックキャンディを持っている。こちらはかなり大きい。


こうして、私は『つくりて』として城に招かれることになった。


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