新・私のエッセイ~ 第68弾 ~ ボディビルにおける薬物使用についての、個人的な見解
・・・筋肉をつけて、カッコよくなりたい。
男なら、誰しも抱く願望でありますし、女性でしたら、
「プロポーションよく、引き締まったカラダを作りたい」と願う方も多いことでしょう。
ぼくは、アマチュアの田舎底辺ボディビルダーです。
ボディビルコンテストなどの競技に出たことはありませんし、いま現在、有酸素運動の不足・さぼりから、
脂肪ののった、かなり悪いコンディションになっております(泣)。
(あぁ・・・また自治医大の糖尿外来で先生に叱られるよぉ・・・。)
もともとぼくは、筋肉が発達しやすい(= でも、それ以上に脂肪がつきやすい)体質ですので、
週1回程度の練習でも、きちんと筋肉痛が出るくらい丁寧に追い込めば、一部位あたり1セットのメニューでも、じゅうぶん、「筋量維持」はできております。
まぁ・・・
そうはいいましても、加齢により、年々、脂肪が落ちにくい体質にもなってきていますので、
そろそろ、まじめに有酸素運動を始めないといけませんよね(苦笑)。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
・・・さて、また長い前フリになりましたが、
ここで、ボディビル界における『薬物使用』の実態について。
残念ながら、競技に出ないトレーニー(= 練習者)の中にも、かなりの程度で、アナボリック・ステロイド・・・
つまり、何らかの筋肉増強剤を使用する人が、あとをたちませんね。
アメリカあたりのプロ・ボディビルディングの世界では、当たり前のように使用され、蔓延しているステロイドですが・・・
覚醒剤をはじめとする、麻薬なみに危険なものとお考えくださいまし。
仮にステロイドを使っても、期待する効果を出せるのは、一部の、生まれつき遺伝的素質に恵まれた、限られた人たちだ、ということをご理解いただきたいのであります。
もちろん、ぼくの体内には、一滴のアナボリック・ステロイドも入ってはいませんし、過去に一度も使用したこともなく、薬物のパッケージの実物すら、見たこともありません♪
だって・・・
高額の薬物を買って自分の筋肉を発達させたって、そんなのうれしいですか・・・?
つまんないっしょ・・・?
バイオハザードあたりのゲームでいえば、はじめから「無限ロケットランチャー」や「シカゴタイプライター」標準装備で、村や古城や孤島に挑むようなものですからね。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
・・・以前ぼくは、日本のトップビルダーふたりの対談の動画を挙げ、
その中で、田代誠さんを痛烈に批判しました。
「お手本を気どって、スカしてんじゃねーよ!」ってね。
でもいまは、少し考えが変わりました。
田代さんのおっしゃることも、確かにもっともだよな・・・とね。
プロの世界では、いまや、「ステロイド抜き」では、正直いいまして、まったく歯が立ちません。
それで、ぼくのあこがれである山岸プロも、使用に踏み切っていたのでありました。
「競技に勝って、収入を得るため」のボディビルと、
「薬物抜きのクリーンな状態の、自力での自然な筋肉の発達を楽しみ、カラダの変化・成長を喜びとする」ためのボディビルは、
水と油のようにまったく相性が悪く、属性も異なるものです。
古くは、
あのアーノルド・シュワルツェネガーも、セルジオ・オリバーも、リー・ヘイニーもドリアン・イエツも、フレックス・ウィラーも、亡くなったマイク・メンツァーも・・・
みんなみんな、アナボリック・ステロイドを使用して、トップビルダーとしての地位と人気と財産を不動のものとしました。
それでもプロビルダーの中には、
フランク・ゼーン、マイク・オハーン、マイク・アシュリー、杉田茂さん、須藤孝三さんなどの、
「完全ドラッグ・フリー」のナチュラル・ビルダーの選手も、数は少ないのですが、存在しておりましたね。
ぼく個人としましては、
杉田さんの体型にいちばん近いと認識しておりますので、
1976年のNABBAミスター・ユニバース大会での、日本人初のオーバーオール優勝時の彼を目標として、これからも、ボディビルダーとして、
薬物にいっさい頼らない『ナチュラル・ボディビルダー』として、生涯、練習に励む所存なのであります。
でもボチボチ・・・もうちょびっと、まじめに「有酸素運動」もするわね❤️
m(_ _)m
追伸: おなじみの「参考動画」を以下に掲載しておきますね。
『【永久保存動画】アスリート「須山翔太郎」が《ドーピング》を斬る!!スペシャルコラボ企画/須山翔太郎選手PART⑥【ジュラトーク】』
→ UP主様は、「ジュラシック木澤」様。:ぼくは、木澤さんには一度もお会いしたことはないのですが、須山さんは、かなり前のミスター栃木大会のゲストで来ていただいたときに、拝見させていただきました♪
ぼくも、須山さんの考えと同じで、「個人で使用したいなら、勝手に使えばいいんじゃないの? 別に法律で取り締まってるわけじゃないんだし。ただし、危険な薬物だから、あくまでも『自己責任』でね❤️」という見解ですね。
『【永久保存版】ドーピングについて。』
→ UP主様は、「ジュラぬき」様。
:「アマチュア (= ただしナチュラル)の先にプロがある。それが理想だ。」・・・まったく木澤さんのおっしゃるとおり!!
『「須山翔太郎選手」が今だから話せる衝撃の過去を語ってくれた!!』
→ UP主様は、「ジュラシック木澤」様。