戯れにクエストをこなすちびメイドちゃんず降臨w!(笑)
行商人父娘は絶句した。
というのも
護衛依頼に応じたのが。
「くっくっく! やあ依頼主!」
何やら偉そうな一番小さいのと後二人。
ちびメイドちゃん三人組だったから。
二人は未だ遠慮気味に苦笑いしているが。
「騙されたって顔してんな?」
小さいのは太々しく笑む。
「冬はどうしても生活自体が細々になるからなあ?
暇を持て余して護送依頼を熟してやる!
有難く思え?」
小さいのは何処迄も偉そうだった。
「……護衛依頼、ですが……」
父が思わず反論するが。
「ん? おーおー許容範囲許容範囲!
泥船にでも乗った気でい給え」
小さいのは不安でしかない態度である。
「駄目じゃん!」
ちびメイドの中では一番大きいのがツッコみ。
何が面白いのか三人はへらへら笑っている。
因みに此処は異世界。
泥船等童話でもとんと聞かない。
然し不安を搔き立てる言葉であった。
一行が町から離れると。
「そろそろ良いか」
小さいのが独り言ち。
「あ。 心構えお願いします」
中位のちびメイドが声を掛ける。
勿論父娘には何の事か分からないが。
其して。
「「しゅわっち!」」
「しぇああ!」
何故か小さいのだけは違う掛け声と共に
空を飛ぶ。
次いで父娘が荷馬車ごと浮き上がる。
「「えええええっ⁈」」
父娘にはもう何が何だか分からなかった。
然し一行は何の問題も無く或る辺鄙な村へと着く。
村長は言う。
「今年は早いですな。 有難い事です」
「いや、まあ……」
が、父はぎこちなく返し。
「行商人は辺鄙な村々に塩なんかを売り歩くんだよ!
ヒトは塩が無いと一月と生きられないからね!」
何故か後ろでは小さいのが解説し。
「おお!」「有難いのですね」
二人が感心していた。
余計なお世話だが事実であった。
「此れは是非とも協力しなきゃな!」
大きいのが俄然やる気だが。
「ははは……」
娘は顔が引き攣った。
此うして一行は村々を回り。
何処の村でも今年は早いと言われ。
父娘はぎこちなく返し。
行商が思いの外早く終わった。
何と日帰りである。
父娘は冒険者ギルドでも商人ギルドでも騒ぐ。
「何だったんですか⁈ 彼の子達は!」
勿論文句等あろう筈も無いが
度肝を抜かれての事だ。
ギルド職員は皆口を揃え
然も微笑ましく言う。
「神々を名乗っていらっしゃいますね」
「行商が日帰りって可笑しいと思わないんですか⁈」
「証拠はお有りでしょう」
当然ギルドには依頼達成の書類を出す。
「神々ですからね。 可愛いですよね」
結局職員は其う結び。
「……其うですね」
父娘も其う返す。
皆頬が赤かった。
1,000文字作品は難しいデスが執筆するにも手頃デスね!
先ず思うまま書いて
微調整して1,000字ぴったり! にするのが
思いの外キモチイイw! デスよw?
勿論すぽおつ的な何やらでねっw!
eスポーツに対抗して
執筆すぽおつだ!(大爆笑)
という訳で皆々様宜しくお願い致します!