花火
「いよいよ今日がお祭りで、ときに会える日だ!」
「そうですね。まぁ僕は会えないけど‥」
「師匠が会ったらだめだからね〜」
師匠が鍵でドアを開けた
「おー異世界への扉が開いた!じゃあ行って来ますね、師匠」
扉に入ると川流神社の前にいた
5話 ♢
「おー!屋台がいっぱいある」
「お祭りなんてひさしぶりだなぁ」
僕たちは今、川流神社のお祭りに来ている。
いろんなな屋台があって
最初に射的をやった。そこで驚いたことがあった、まなとは4発中4発、的にあったのだ。景品はキャラメルだった。
なんでこんなに的に当たるのかな?
まなとに聞いてみると「たまたま的にあたっただけじゃね」
と言っていた。
そのあとは、焼きそばや、わたあめを食べたり、金魚すくいをやったりして楽しんだ。
「そろそろ花火が上がるみたいだな」
まなとがわくわくして言った
「ねえまなと、いいところでで花火を見ない?」
僕はまなとの手を引っ張って、川流神社の前につれて行った
そこは空がよく見れる良いところなんだ
そしてしばらくすると花火が上がった
その花火はきれいで昔のことも思い出してしまった。
花火が終わるとまなとが
「いいところで花火が見れたな。ありがと!」
「いやいや僕もこの場所は友達に教えてもらったから‥」
「誰に教えてもらったんだ?」
「僕の昔の友達、ひなた、だよ。まぁ交通事故で……から」
と話していたとき、背中をドーンと押された感じがしたので、後ろを見るとそこには‥
「えっ‥うそ ひなた!」
僕は驚いた
「い、生きてた、よかった」
ひなたは笑った まなとはビビっていた
「まぁ正確には違うけど、夢の中ぶりだね。とき!」
「と、とき、こいつはだ、だれだ?」
まなとはビビりながら質問した
「私はひなた、 ときの友達、今は訳あって二人に会いに来たんだ」