桜吹雪の金さんこと遠山金四郎が参上!!
紀ノ國や文左衛門に偽物を売った悪党をやっつけましたね。それにしても金さんこと遠山金四郎が出てきたのにはびっくりですね。これから重要な役どころの橋の側の酒まん屋で元甲賀忍者のおじさんに会いました。
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小物を連れているので信用をして、[はい、結構ですよ。][さすがすずさん、こちらでも値切りますね。][こんどはサスケさんの好きなとこでいいですよ。]
小者に、[この辺に鍛冶屋さんはあるかね。][この先の辻の右手にあります。][ありがとう。]トッテンカン、トッテンカン威勢のいい槌音を響かせている。
5人程の職人が忙しくしている。店頭には農具のほかに大工に左官道具それに包丁が並べられている。サスケは出刃包丁を手に取って、じっと見ている。[これは良さそうだがどうかな。]
すずは実家に刀剣や忍者道具がたくさんあり見慣れているので目が肥えている。[それよりもこちらの方がよさそうですよ。]と日本刀と同じ四方包みでできた方を薦めた。
[そうですね、こちらの方が全然よさそうですが値段がどうかだな。]両方をとって職人に値段を聞いたら2分と4分だという、4分は1両であるので庶民になかなか買えるものではない。[なるほど、でもいいほうがいいね。これください。]
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小者に[この辺で美味いまんじゅう屋か、だんご屋はあるかな。]小者は自分も食べられると思って、目をキラキラさせながら、[へい、この先の橋のそばにうまいまんじゅう屋があります。]
板ぶき屋根の簡素な店だが甘い日本酒の香りがしてきた。酒まんじゅうである。白い皮でサラシ餡だがここらあたりの名物になっている。
[親父さん、まんじゅう3皿とお茶を3つな。][へい、お待ちを。]なかなかにうまい。小者も久々なのか嬉しそうな顔をして食べている。
品のいいおじいさんの店主が、[あなたがたは甲賀の出ですかな。]といきなり尋ねてきた。サスケとすずはびっくりして、[そうですがなにか。]
[私は伊賀同心を子供に代を譲って引退したものです。同心はご存じのように裕福ではありませんのでこのようにしていますが貴方様の身のこなしは甲賀特有のものです。
伊賀同心と申しても3分の1は甲賀が占めており、家康様の伊賀越えに協力して、取り立てられたものの子孫です。]
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[お名前を教えていただけませんか。][こちらは主筋で望月佐渡の守の子孫のすず様で、私は代々使えている者でサスケです。]
一瞬驚いていたようだが、[それはそれは先祖が仕えていた親方様の子孫ですか、またサスケ様の名前も甲賀では大きいです。すずも驚いている。][して何用でこちらに。]
[はい、担いでる神輿がありまして、その関係です。][そうですか。なにかありましたら甲賀一党で協力します。][それはどうもありがとうございます。お代はこちらに置いときますね。]
[またどうぞお越しください。]すずさん驚きましたね。でもなにかあったら頼りになりそうですよ。][そうですね。このようなこともあるんですね。][あまり遅くなるといけませんので帰りましょうか。]
ゆっくりとした足取りで戻りを歩いていると、後ろからつけられているのを感じた。小者を前に押しやって、[すずさん気を付けてください。どうやらつけられているようです。]すずも気配を察知して身構えている。
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どうやら3人組のようだ。すれ違いざまでも匕首で刺して、懐のものでも狙う算段か。匕首を抜いて間境に入った瞬間に[ふっ。]っと短い気を発した。
3人の無頼漢がゆっくりと倒れていった。合気武道で、手・足・アゴの関節を外してしまったのである。振り返りもせず、そのままの足取りで帰っていった。
[そろそろ明日香から一行を迎えようと思うが、準備は大丈夫かな。][部屋はそれぞれありますし、障害になるようなこともありません。]
[下のものをきちっと従わせるために、番頭と女中頭に申し送りをした方がいいと思います。]
[そうだな、私から話をしておこう。ところで昨日3人に襲われたのか。][はい、橋のところで匕首できました。関節を外しただけですが、2度目は背骨をずらして下半身不随にします。]
[それから甲賀一統の件だがとりあえずは今は何もない。しかし頼もしいな。金が必要だったらいくらでも出すから。はっはっはっ。]
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[かなり金はため込んでいるようですね。][そのようだが、けっこういろいろなところにばら撒いているようだぞ。][すずと2人で金をネコババしているやつらや、反紀文の者などを探りましょうか。]
[はっはっはっ。それもおもしろいが、とりあえずは一行を迎えて落ち着いてからだな。][はい、わかりました。]
いよいよ王宮からの準備が終わったようである。サスケとすずがいったん戻り先導してくる。[ではみんないきますよ。忘れ物はありませんか。]
北斎、[さすが紀文さんだ。豪勢な邸宅に住んでいるね。][親分、すごい家ですね。][ボクはすぐにご飯にしてほしいジョー。][各自の部屋を女中が案内しますんで、落ち着いたら集まって昼食にしましょう。]
[親分、あそこに池がありますよ行ってみますか。]金にまかせた錦鯉が多数泳いでいた。[たかそうだジョー。][これは高価なものばかりね。][金魚もいるジョー。]江戸ランチュウがたくさん泳いでいる。
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見とれていると世話をしている老人がやってきた。[大将のお客さんかな。][上等ではありませんが、そういうことです。]
[みんな、鯉や金魚が好きなようだね。][そうだじょー。][ここのランチュウは毎年大会で優勝している、江戸では一番いいものです。
][頭の瘤がまだ少ないです。][ほう、厳しいことを言うね。][もっとイトミミズとか動物性の餌をやりませんと瘤が出ませんよ。][ふぁっ・ふぁっ・ふぁっ。そのとおりだ。よく勉強をしているな。]
すず、[ごはんよ~。][わぁ~ぃ、ごちそうかな。]刺身に魚に鶏と野菜料理など15品以上のおかずが並んでいる。お栄、[さすがに紀文さん、たまげましたわ。]
写楽、[貧乏長屋で夢にまで見たごちそうだな。][さあ、いただこうか。][それから、子供たちは自分達だけでは出歩かないように。
必ず用心棒と小者を連れて行くようにすること。先日、サスケ達が3人組に襲われたけど、サスケは武術の達人だから撃退できた。注意をするように。]
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[ボクおまんじゅう買いに行きたいジョー。]そこに紀文になった王様がやってきた。包みから小判の入った箱を取り出して、3人には切り餅2つの50両ずつ、お栄には30両が渡された。
[当座の資金にしてください。多くないので様子を見てまた用意します。]タエちゃんにはお小遣いに小銭を多めに渡された。
[王様、何で親分だけがもらえるんですか。][タエちゃんはしっかり者だから、みんなの分も一緒に渡した。]
北斎、[少ないと言っても私ら貧乏人には何年も暮らせる金額です。][画材を買うのにお金が必要だったらいつでも言ってください。高価なものでも構いません。]
広重、[これだけいい待遇でしたら、いい絵を描かなければいけませんね。][そう思ってくださればありがたい。私は仕事があるので、あとはこちらの王様と話をしてくれるかな。はっはっはっ。]
子供たちはお腹がいっぱいになり寝っ転がっている。
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この屋敷には獰猛な番犬が2匹いるがゴン太とユリにはどう言うわけか吠えないで、親しみを感じているようである。文左衛門から女中頭に言ってもらって骨董を見せてもらうことにした。
金を稼いでいるんだったら当然に高価なものがたくさんあるだろうと思ったからである。まず茶道具である。[王様、茶碗にはお金をかけていますね。
専門の道具商がいるんじゃあないんでしょうか。][そうだな、まあそこそこだ偽物はないな、たぶんそのほかの骨董にたくさんあるんじゃあないのかな。]
[探し出して、だました業者を痛めつけましょうか。][ははは。まあ、みてみよう。][ありましたよ、この李朝の大壺下の20cmと上部は違うもので、継いだものですね。
ちょっと見はわかりませんけどね。]王様は壺の中を覗き込んだ。[そうだな間違いない。他にもありそうだな。][あと古伊万里のあと絵付けもあります。][ほんとうだ色が少し違うぞ。]
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[ありましたよ見事なものが、あははは。][これはセンスのいい明朝後期の呉須色絵だが・・・ま、ま、まてよなんかおかしいな。]指に唾を付けて強く拭いてみた・・・なんと色絵が剥がれていく。
[はっはっはっ、これはかなりあくどいぞ。たぶんこの3点は同じ業者が売ったものだな。][王様、懲らしめてやりましょう。][そうだな。]
文左衛門の王様を呼んできて、この偽物は誰から買ったのか聞いたらやっぱり同じ業者だった。
[俺が入る前にだまされたんだな。][買値の10倍返金と江戸所払い。こんなところですか。][あの業者はかなりあくどくて、幕閣にワイロを渡しているから手ごわいぞ。][天下の紀文が大丈夫ですよ。]
サスケ、[まずその業者を呼びつけて、10倍返金と江戸所払いを伝えますが当然に従わないでしょう。そうすると裏の力勝負になります。
先方はゴロツキを5・6人雇って、紀文さんか要人をさらうか痛めつける荒業に出てくると思います。
ゴロツキを集めるのを察知したら逆にこちらから打って出て、そうですね首吊りにでも見せかけて殺してしまいます。]
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[こちらもかなり荒っぽいが、助っ人でもいるのか。][はい、私一人でもなんとかなりますが甲賀一統から腕利き2人を橋のところのまんじゅう屋で元伊賀同心ですが頼みます。
殺しは相場が5両ですが20両払うと言って、まんじゅう屋にも10両でも渡せば紀文の名前で喜んできますよ。]
[そうだな、殺しちまえばあとは何とかなる。日頃こちらも鼻薬をかましているからな。はははは。]
[では前金で半分を渡しますんで、お願いできますか。][はいよ25両。もっと必要なら遠慮なく言ってくれ。]
サスケはすぐに橋のそばのまんじゅう屋に行った。客のいないのをみはらかって、川のそばに連れていき子細を話した。
[よくぞおっしゃってくださいました。私どもが今日あるのもご先祖様のおかげです。息子と腕利きの仲間にやらせますんで。][では半金を前金で渡しておく。終わったらもう半金だ。]
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[え、私もいただいて、息子たちにもこんなにはずんでくださるんですかい。すぐにでも行ってきます。]橋のまんじゅう屋に行く前にこんなやりとりがあった。
紀文、[やあ、すまないな忙しいのに来てもらって。][とんでもございません。してご用件は。]
サスケとすずが偽物の3点を運んできた。[もうわかっていると思うが、買値の10倍返金と江戸所払い。従わない場合は奉行所に行くことになるが。]
[はっはっはっ。いきなりで困りましたね。売り手と買い手が現物を見て合意をして売り買いが成立したんで、あんたの目が節穴だけだったんじゃあないんですか。]
[わかった。不服ということだな。ではそれなりの対応をするが帰っていいよ。][こちらもそれなりの対応をしますさ。ふひゃっ、ふひゃっ、ふひゃっ。]
こんな感じで、それを聞いていたサスケがすぐに金を持ってやってきたわけである。まんじゅう屋はすぐに息子に子細を話し、仲間で腕利きの友人とすでに見張りをしている。
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[どうだ、動きはあるかな。]はい、ゴロツキが5人程入っています。][向こうも戦闘態勢を、整えているとうことだな。それじゃあ今夜決行だ。丑三つ時にここに集合。いいかな。][わかりました。]
サスケは紀文邸に帰り王様に報告した。
王様から紀文に丑三つ時に決行を知らせた。消化のいい湯漬けを食べて寝転んでいると、すずと2匹の犬たちが気配を察して入ってきた。
[私たちに手伝うことはありませんか。ワンワンワン。][気持ちはありがたいけど私たち3人に任せてほしい。3人で集中した方がやりやすいんで。悪いな。]
いよいよ丑三つ時になり集合が終わった。[なるべく主人だけ殺って他には手を出すな。やむを得ない場合はゴロツキは殺ってもいいが、店のものには峰打ちにしろ。
主人は首を絞めて殺し自殺に見せかける。もちろんすぐに見破られるがそれでもいい。あとは全部紀文が処理してくれる。わかったかな。][はい。][それでは行くぞ。]
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そこは忍びである。縄梯子を使って簡単に邸内に入ってしまった。事前に家の間取りを調べてあるので、夫妻の寝室に容易く侵入することができた。
薬品を嗅がせ2人を眠らせ、主人を素早く絞殺した。天井の棟木にひもを通し首吊りのように見せかけて、手際よく引き上げた。
ゴロツキは酒でも飲んでいたのか全然気が付いていない。まんじゅう屋に熱い甘酒が用意してあった。[まあ、どうぞ召し上がってください。]
[みんなよくやった、約束の半金だ。]素早く、5両、10両、10両と支払った。おやじ、[サスケさん、また何かあったら遠慮なくいってください。][ありがとな、じゃあ失礼するよ。]サスケはさっさと引き上げて行ってしまった。
翌日、店主が自殺したと大騒ぎになっていた。町人でも有力者なので与力が同心と岡っ引きを従えてやってきている。与力[この男が自殺するタマか。]
[なんかトラブルはなかったか。]はい、紀文さんのところに行ってから、人を集めていました。]
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[なに、紀文か。よし、じゃあお前ら行くぞ。][へい。][おやおやお揃いで、どうかされました。][お前のところに行った後で、自殺をしてびっくりしているのだ。]
[へい、そのようですね。私もなにが何だかわかりませんが、驚いています。][ここにきて、どんな話をしたんだ。]
[へい、私はあそこで何度も骨董を買っていますんで、またいいものがないか聞いたんです。][それだけか、殺していないのだな。][へい、私も何が何だかわかりません。]
[今日はこれで引き上げるが、またくるぞ。][あの程度じゃ、全く先が読めないでしょうね。][いやあ、安心はできんぞ今は北町奉行所の遠山金四郎だ。]
[あの有名な遠山桜の・・・ふ~む、ちょっと手ごわいな。]3日程音沙汰がなかったが、いきなり乗馬で与力同心を従えて遠山金四郎がやってきた。
金四郎だけ1人で中に入り、他は外で待機である。[これはこれはお奉行様、お久しぶりでございます。]
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[ちょっとお茶を飲みたくなってな、いっぱいごちそうしてくれんかな。][へい、お安い御用で少々お待ちください。]サスケ以下どうしたことかと見守っている。
[うまいな、このお茶・・そなたの身ごなしは甲賀だな、腕達者だとサスケの末裔か。]サスケは一瞬考えて、[はい、私は甲賀のサスケです。]
[う~む。]サスケに近づいていきなり、[よく紀文を守ってくれた。礼を言うぞ。はっはっはっ。これにて一件らくちゃ~~く。]と言ってさっさと引き上げてしまった。
サスケ、[ど、ど~いうことですか。][はっはっはっ。金さんとは長い付き合いでな、バクチで負けてすってんてんになっていたのを何度も助けてあげたし、ケンカで奉行所の牢屋に入っているのも助けた。
このくらいはしてくれて当然だろうよ。わっはっは。]しばらくしてから店主が自殺した骨董屋が潰れて、どこかに行ってしまったといううわさが流れてきた。
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[みんなの進捗具合はどうかな。][はい、広重さんは新しい試みで江戸名所百景を画いています。北斎さんは生命力のある庶民の暮らしを画いています。
写楽さんは相変わらずに役者絵一筋ですが、なんか吹っ切れたのかスピードが上がってきました。お栄さんは子供の遊んでいるところを画いています。]
[そうかありがとう。橋のとこのまんじゅう屋がうまいと聞いた。みんなを連れて行ってきなさい。]と言って小銭の束をくれた。
[それとまんじゅう屋はサスケに聞いたというと喜ぶと言っていたぞ。]3人がにこにこしながら行こうとしたら、小者が素早く、前にもサスケさんを案内して慣れていますので案内しますと言って、スタスタと前に行ってしまった。
タエは断ろうとしたがお金に余裕があるので、そのまま一緒に行ってしまった。[こんにちはサスケさんから、ここのお饅頭がうまいと聞いてきました。4人分ください。]
[サスケさんの身内ですか、こりゃあどうも。]
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と2個一皿なのに1個ずつおまけをしてくれた。[ひゃっひゃっひゃっ。1個おまけでそれでうまいジョー。]タエ、[ここの酒まんおいしいですね。]
[ありがとう。サスケさんがお神輿を担ぐって言っていましたけど、どなたのことですか紀文さんのことですか。][いえいえそれは違います。]
[ボク知ってるジョー。][よっちゃん!!][無理には聞きません。なんか事情があるんでしょう。]タエの聞き取りによって、順調に浮世絵の仕事が進んでいるのがわかったので、ひとまず王宮に引き上げることにした。
参謀長の竹中半兵衛重治が王宮にやってきた。[王様、予定の軍資金2,000兆円が貯まりましたので、幹部会議を開きたいのですが。]
[やっとできたか。この時を待っていたんだよな。それではご苦労ですが、幹部会を招集してください。]首相の真田昌幸・財務大臣の石田三成・外務大臣の高杉晋作・外務副大臣の伊藤博文・防衛大臣明日香軍大将で総司令官の島津義弘。
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防衛副大臣で明日香軍大将でもあり副総令官の島津豊久・陸軍大将ロシア方面総司令官の西郷隆盛・陸軍大将ロシア方面副総司令官の大山巌・対露内務大臣ロシア首相予定の勝海舟・
副首相予定の山岡鉄舟などのそうそうたるメンバーである。
[いよいよ軍資金が石田財務大臣などの頑張りにより、目標達成できましたので、この次元を現次元に接続したいように思います。
その為の用意として世界の人達の意識を受け入れるのが当然のようにコントロールします。また自然環境を破壊しないような対策が取られています。
もちろん世界中の海が陸に変わってしまうので、大きな変化ですが海はなくなりませんし、最低限の漁獲も守られますので、スムーズに行くと思います。]
真田、[本拠地をここではなく日本に置くと思いますが、どちらになりますか。]竹中、[夏見の陶芸ビルの道路向かいに広い更地があったので購入し、建物も立て終わっています。
そこに大臣以下が分身して詰めるようになります。]
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竹中[尚、上階に住居があり、食堂に大浴場それにトレーニングセンターも併設されています。]海舟、[日本との交渉が一番重要になりますがどのような対策を立てていますか。]
竹中、[まず、明日香王国には日本が必要な石油にガス、それにレアアースに食料など、何でもそろっています。
それに超能力でアメリカの傘下で核におびえていなくても対処できます。すなわち、明日香軍だけで日本を守れるのです。そしてこれはまだ伏せておきますが、露死阿をやっつけて北方四島をプレゼントします。]
勝、[なかなか面白いですな。それと私どもには子孫が代々続いている人と、復活した人が混ざっています。それを認めるように超能力で意識付けをしておくのも必要です。
日本だけでなく世界中にもです。]島津、[明日香王国オープンに備えて全土をバリアーで包みましたので、あらゆる攻撃に対処できます。水中はもちろん地中1,000mまで対応しています。]
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竹[高度は如来山が8,888mですので9800以下はバリアーで上空は飛行ができます。それから人工衛星で国土を全部覗かれてしまわないように、人工衛星からは黒幕で覆われたように写ります。
軍隊は全軍で10万人ですが、分身で何倍にもなれますので世界最強だと思います。]
高杉、[オープンしてすぐに全土を開放するのはひじょうに大変です。とりあえずは龍州だけにしたらいかがでしょうか。
九州ぐらいの面積で龍口市は人口も多く大きな病院もあり、有力な観光地もあります。先行することで、そこから学んでいけばいいわけです。]
石田[ちょうどいいんではないんでしょうか。]王様、[法務と広報に有能な人材を置き対処したいな。立ち上がりはとても重要になります。あとはオープン日をいつに設定するかだな。]
竹中、[1週間後にしたいと思いますので、日本で全員がそろうようにしてください。こちらには当然に今までの人材がそのまま残るように分身でお願いします。では、解散します。]
いよいよ異次元から現次元に接続する準備が整いましたよ。




