先祖の竹中半兵衛を通して斎藤道三に会い、南米で美濃の20倍の地で農業をやることに合意
斎藤道三はアルゼンチンにチリそれにペルーにブラジルの砂漠化された土地に、一族郎党1万5千人を呼びこみ緑地化して見事にまとめ上げました。その能力を買われて数年後にベネズエラの大統領に抜擢されます。
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コロナウィルス対応であるが明日香王国は感染者がいないために金額は出てこないが、日本人は保険が適用されるために重症者でも15万円負担で治るが、
他の外国人は保険適用外なので55万円ぐらいになる。それでも格安である。ニューヨークの患者は1週間の入院で380万円取られたという。
治療時間は5分で終わってしまうので極めて効率的である。すず[55万円というのは高すぎませんか。
収入が低い人には25万円位からになっているが、高額所得者はもっと多くてもいいくらいだけどね。]サスケ[スタートだからこんなもんでいいと思いますよ。
55万円で命が助かるんで格安です。]すず[それにしても米国の売り上げはすさまじいですね。]
石田財務大臣がやってきた。[お疲れ様です。株の下落や為替の変動で大変でしたね。]
[王様のおかげで下落前に株はすべて売りましたので、被害は全くありませんでした。
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為替は米国中央銀行の情報をつかんでいましたのでうまく立ち回り、およそ3兆５千億円の利益を上げました。先物も多少ですが利益は出ております。]
[石田大臣が稼いだ資金を投下する先が決まりました。アルゼンチンにブラジルそれからチリで大量の砂漠化が起きています。その土地を安く買いたたき緑地にします。
そこを拠点に南米を支配していこうと思いますが、もちろん武力ではありません。武力以外のあらゆる手段を使って勝負するわけで、今回は1人とか3人の引き抜きではありません。
1万5千人の一族諸共の移動を考えていて、その大将は斎藤道三です。]口をあんぐりと開けた三成、[それはまた奇想天外ですね。でも道三が承知しますでしょうか。]
[その為に半兵衛に息子の長兵衛それにサスケが行きます。おそらく実家の竹中家を頼っていくと思います。]
石[私もその中に入れていただけますか、前の年代になりますけどもよく存じていますんで。]
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[行ってくれるんだったら心強いな。1万5千人の移動だからたいへんはたいへんだ。とりあえずはアルゼンチンに近い牧場に居てもらって、牧畜やブドウ栽培を覚えてもらうか。]
[衣食住と酒でも充分に飲めるようにしとけば待機させておくことはできます。]長兵衛と半兵衛がやってきた。[王様と石田大臣どうも。私は行きますよ。とても面白そうです。]
[それではサスケを加えて4人で行ってくれますか。決まっても1万5千人だと最速でも2週間は準備にかかりますが、そのくらいあればこちらも受け入れ態勢が整います。
それでは連絡をいただけますか。]半[わかりました。明日にでも分身して行きましょう。それとすずさん私の実家と道三に気の利いたお土産を頼めますか。]
[これは難しいな。長兵衛と福丸に行って揃えてくれるかな。多少かかってもいいぞ。]すず[そのようにしますが、前にもいろいろ揃えていますので、心配はありませんのでお任せください。]
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竹中半兵衛一行は先祖の竹中氏の居城にやってきた。
門番[不審な者め何用だ。][私は身内のものです。お殿様にお目通り願いします。]と竹中家重代の義光の脇差を差し出した。[これを見せればおまえらが何者かわかるのか。]
[さようです。よしなにお願いします。]門番が12歳ぐらいの少年を伴ってやってきた。少年[その方が身内とな。私にはわからんが殿様がお呼びです。][はい。ありがとうございます。]
一行は城主の前に案内された。[この脇差は重代のものと同じである。その方らは何者だ。][450年後の未来から来ました。そなた様の末裔です。][ほう、それで私に何用かな。]
[斎藤道三殿にお引き合わせを願いたいのです。450年後の国王がお呼びなのです。一族郎党1万5千人程を450年後に分身をして、来ていただきたいということです。
そして大事な用件をお任せできるのは道三さんが一番ふさわしいということなのです。]
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取り合えず美濃の国の1千倍の広さの土地をまかせ、そこを拠点に思う存分活躍していただくとのことです。これが殿へのおみやげです。どうぞ納めてください。
これが双眼鏡で・世界地図・日本地図そしてインスタントカメラ・腕時計・自動車と飛行機の模型それに時の流れが解る表にしてある年表です。]
[ふ～む、変わったものをいろいろ持ってきたな。この冊子は何が書いてあるのか。][はい。ここから450年後までの事が書いてあるものです。
ですからこれを参考にすれば竹中家の将来に大いに役立ちますよ。][ふ～む、これは重要なものだ。信長に秀吉に家康が覇者になるのか。]
[はい。そうですが信長様は天下を取る寸前に、家臣の裏切りにより殺されてしまいます。その後に秀吉が天下を取りますがそれを大いに助けたのが、ここにおられる重治様です。
秀吉は今頃はたしか信長様の足軽で、木下藤吉郎と名のっていると思います。][何々その信長についている足軽が天下を取るとな。]
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[さようです。][父上何か本当のような感じがします。それにこのお土産の品は今の世に全くないものです。][そうだな道三の殿のところに行ってみるか。]
竹中一行は先祖の父子とともに道三と面談をしている。
[これが国王の親書にござりまする。][まず読む前に持ってきたものを見せてくれるか。]
[はいこちらです。双眼鏡にインスタントカメラそれに日本と世界の地図に腕時計です。]
[インスタントカメラっていうのは何だ。][それでは実演をしてみましょう。帰蝶さんですか、今から撮ります。]と言ってインスタントカメラで撮ったら、すぐに画像が出てきた。
[こりゃあたまげたな。絵がすぐにできたぞ。][これは不思議ですね。][親書を呼んだ。450年後に来いと言っているが、どのような国のどのような王様で私に何をしろといいうことなのだ。]
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[はい。まずこの世界地図を見てください。この小さな国が日の本の国で、日の本の国の中に美濃があります。ここらへんですね。
この地図にありますように明日香王国はこの大きな島を3ヵ所支配しています。ここら辺が唐でこのへんが天竺になります。
ここの南米というところでまもなく美濃の国の20倍ほどの領地を取得しますが、ここを農業主体になりますがおさめてほしいのです。
それでここを本拠地として領地の拡大ではなく勢力の拡大をしてほしいのです。どのようなことかと申しますと周辺国の閣僚や要人と渡りをつけて、
何事も明日香王国が有利になる環境を作っていく、というのが主要な任務になります。それで殿様以下15,000人ぐらいを招待するということですが、
衣食住に医療から子供の教育まできちっと面倒を見るので何ら心配はないということです。本身はここに置いて皆さん分身をしてきてください。
行く先に住居に衣服それに生活用具一式に食料も用意してありますので、身一つで結構でございます。]
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[何が何だかわからんが、重治どういうことだ。]どうやら利発な少年をかっているようだ。重治[はい。未来から来たのは真実だと思いますし、
そこにある腕時計は今の世では全く作れないものです。本身はここに置いて分身で行けるのですから面白いと思います。私は行きたいです。][帰蝶はどのように思うか。]
[はい。重治の言う通りですが、重臣を説得して一緒に連れて行くのには2週間ぐらいかかります。その前に分身を見せてください。][サスケさん。見せていただけますか。]
[はい。虚と実ではなく、実と実が分身です。][なるほど見事であるが、サスケというのはどこかで聞いた名だな。][はい。甲賀の望月佐渡守の従者です。]
[なに、六角承偵に味方している奴か。][私は末裔ですので今のことはわかりません。]
帰蝶[見たところ武術ができるのはこのサスケだけで他は全くダメなようなので、今の人間ではありませんね。信じてもよさそうですよ。]
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[何やら面白そうなので14日間待ってくれ、それまでに行くのを説得してみる。南米とかというところで暴れられるのなら面白いではないか。竹中のところに居なさい。]
[はい。わかりました。お待ちしております。]陶芸店にサスケが戻っている。[成功したか。それではアルゼンチンに近い葡萄園や牧場30ヵ所に分散して滞在してもらうことになる。
2週間あれば充分に準備ができるので安心して連れて来てください。][はい。準備ができましたら直接に連れていきますが、馬も用意していてください。重要な乗り物です。]
[わかっている。心配するな。]予定通りに斎藤勢15,000人がアルゼンチン西岸に近い30ヵ所の葡萄園や酒造場それに牧場などに収容された。
住居はすべて新しく立てられているが、役目が終了して空き家になった時には貸し別荘や長期滞在施設に転用することが決まっている。
すべてが王室所有の為に簡単に用意が整えられた。本陣として斎藤道三がいるところは800名が収容されて、当然に道三の館は大きく会議用の大部屋もある。
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道三[王様はずいぶんと豪気だな。各戸全部が新築だし食料に酒も充分にある。これは期待に応じなければなるまいよ。]
竹[ここにいるのは長くて6ヵ月で目標は3ヵ月以内に隣国に移る予定です。髪型や服装を同じにしませんと敵情視察ができませんので坊主頭になり、
それから伸ばしていくのがよろしいかと思います。それと専門チームを置いていきますので、何事も話し合ってください。
私は元の部署に復帰しますので、ここを去りますが定期的にここに来ます。緊急の用事でしたらいつでもお呼びください。それでは失礼します。]
専門チームは買収班も含まれていて総勢で21名である。砂漠地は緑地の50分のⅠで買い付ける予定であり、超能力ですでに段取りが進んでいる。
買収地は5年以内に緑地化できなければ無料で返却する、という自らに大変厳しい条件を出すことによって域内は治外法権で自治が認められ、税金の支払いを免除させる。
斎藤道三と家老の安藤伊賀守の奮励努力により農業に成功しますが、そのことが基礎になっていろいろな産業が栄えていきますよ。
