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最後列のファンタジスタ~禁断の移籍を敢行した日本人キーパーは、神秘のヴァルセロナ美少女との邂逅で超越する~  作者: 雪銀かいと@「演/媛もたけなわ!」コミックシーモア等で連載中
第四章 伝統の一戦と少女の真相

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15話

       十五


 ホイッスルが鳴った。7番がボールを小突き、9番が受けた。その瞬間、天馬は全力で駆け上がり始めた。

 9番はレオンに落とした。レオン、ダイレクトで大きく蹴り込んだ。

 落下地点へと天馬が走る。やがてボールは落ちてきて、天馬は腿で止めた。その前にはモンドラゴンが立ち塞がった。

「何度やっても同じだ! お前は俺には勝てん!」モンドラゴンの冷酷な断言が天馬の鼓膜を揺らす。

(自身マンマンっすね。だけどなんか今のオレは、相手が誰でも負ける気がしないんす!)

 心の中で天馬は吠えた。モンドラゴンと対峙して、抜き去るイマジネーションを膨らます。

 天馬は左足をバックスイングした。ブロックすべく、モンドラゴンが左足を出す。

(かかった!)歓喜した天馬は、左足を空振った。そのまま左半身でモンドラゴンを制し、軸にした右足の爪先でボールを掬う。

 モンドラゴンを抜いた。右で着地し、天馬はスピード・アップ。ボールに追いつき一度突いて、右足を振り被る。

 ボールを捉えた。だがモンドラゴンの足が伸びた。天馬のシュートは上にコースを変えて、ゴール上方に飛び去っていく。

「くあー、惜しい! もうちょいだったのに!」天馬は思うがままに声を張り上げた。コーナー・キックを蹴るべく、ボールに走り寄る。

 モンドラゴンの顔が一瞬視界に入った。考え込むような難しい面持ちをしていた。


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