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最後列のファンタジスタ~禁断の移籍を敢行した日本人キーパーは、神秘のヴァルセロナ美少女との邂逅で超越する~  作者: 雪銀かいと@「演/媛もたけなわ!」コミックシーモア等で連載中
第三章 旧友との決戦

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8話

       八


 給水と身体のケアを終えて、神白たちはゴドイの下に集った。

 選手たちに意見を求めつつ、ゴドイは泰然自若とした様で分析結果を口にしていった。

「良い形で攻められてはいる。だがもう一歩足りない印象だ。各々が先の私の所見の意味を深く考えて、後半に臨んでほしい。交代はなしだ」

 ゴドイは一度言葉を切り、ヴァルサの面々に射貫くようなまなざしを向けた。直後に、芝居がかった動作で両手を前に広げた。

「念のために尋ねておく。まさか私の見込んだ君たちの中に、こんな考えを抱いている者はいないだろうな。『用いているフォーメーションも実験段階だし、練習試合だから別に負けても構わない』」

 責めるような語調の台詞に、空気がピリっと張り詰めた。

「頭の片隅にでもそんな思いがある者は、今すぐこの場から立ち去るんだ! グラウンドに立つ資格などない! まったくない! 我々は何者だ? チャンピオンズ・リーグの優勝候補筆頭、世界最強ヴァルセロナSCの次代を担う者だ!」

 大仰なジェスチャーを交えつつ、ゴドイは一気にまくし立てた。眼光には今や、怒りに近いパワーが漲っている。

「負けは許されない! 私が許さない! レギュラーもサブも死力を尽くせ! そして勝て! 君たちなら必ずできる! 私は誰よりもそれを知っている! 以上だ!」

「「はい(si)!」」

 目の覚めるような思いで、神白は即答した。無得点で神白たちの間に流れていた停滞ムードが、一気に吹き飛ばされた感じだった。


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