表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最後列のファンタジスタ~禁断の移籍を敢行した日本人キーパーは、神秘のヴァルセロナ美少女との邂逅で超越する~  作者: 雪銀かいと@「演/媛もたけなわ!」コミックシーモア等で連載中
第二章 神白樹の飛躍

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

26/71

8話

       八


 ロスタイムに突入した。天馬の勝ち越しゴールでヴァルサは完全に流れを掴み、押せ押せの展開だった。

 敵の7番が零れ球を拾った。場所はセンターからややヴァルサ陣地側だった。

 審判がちらりと時計を見た。試合終了は近かった。

 7番がパスを出した。ゴロのボールが、ヴァルサ守備陣の間を通過する。

「キーパー!」神白は叫んで飛び出した。詰めて来る8番より先に到達し、足の内側で前に出す。

 瞬時に前を見た。レオンが空いていた。神白はすかさずパスを転がす。

 受けたレオンはくるりと反転。右前の9番に出して、猛然と上がり始める。

 9番はダイレクトで真横の7番へ。7番も止めずに斜め前に出す。

 鮮やかなワンツーでディフェンスを躱し、9番は縦にドリブルする。

 敵2番がフォローに来た。9番はストップし、踵で後方に出した。狙いは真後ろのレオンだ。

 レオン、ゴール前を確認し右足でパス。内巻きのボールが守備の隙間を抜けた。

「3点目のチャンスっすね!」貪欲に吠えた天馬が追い付いた。キックのモーションに入るが、敵3番が遅れてスライディングを掛ける。

 天馬、スイングを急停止。シュートと見せかけて、左足で真横に転がした。

 反応したのはレオンだ。終了間際とは思えないスピードで駆け寄っていく。5番が追いつつ肩でぶつかるがびくともしない。

 レオンはボールに到達した。左足を振り被る。

 一瞬ののちに、凄まじい速度のシュートが放たれた。

 ボール右隅に飛んだ。ネットを揺らした。キーパーは一歩も動けなかった。

 三対一。ヴァルサ、ダメ押しの追加点だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ