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童は見たり

作中登場の音楽は実在します。

「お仕舞だ……何もかも……………」

村人たちは絶望していた。


村に迫り来るモンスターの群れ。

戦争中で村は女子どもと老人だけ。

無論救助など求められない。

周囲は平野で逃げも隠れも出来ない。


自分達には滅びる他無かった。







「わ、ら、べ、はみーたーりー野中のバー、ラー」

呑気な歌声と美しい音色が場違いにも響き渡る。

それに伴って辺り一帯から芳しい香りがして、植えた覚えの無いバラが咲き誇った。

「ピアノ弾きは要らない?」



一話の曲はシューベルトの『野ばら』です。

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