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異世界にて  作者: プリン
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誕生日会

女官長とイケメン薬師が結婚した。

その日、王宮内に衝撃が走った。

王宮の機能が一時ストップしたらしい。


「困ったものだ。行き遅れになるくらい時間があったんだ。口説く暇なんていっぱいあっただろうに」と早退者の名簿をみてアレックスがぼそっと毒を吐く。

「まあ、幸い託児所があるんだ。王宮の仕事を止めた罰として女官長には子供が出来てからも存分に働いてもらおう」と薬師長。

「孫の顔が見放題か」とアレックスが続ける。

女官長のお父さんが薬師長と聞いた時にはちょっとびっくりした。

「大きな案件の後は彼女は燃え尽きますからねえ」とアレックス

「その時ぐらいしか、口説くチャンスも無いからな」と薬師長


イケメン薬師の休暇は、女官長と結婚する為の休暇だったらしい。

今日から生き生きとした顔で復帰している。

忙しいのだ、嫁をもらったならキリキリ働け。


今日はアレックスの誕生日だ。

家族がごちそうを作って待っている。

来年は3人だからね。手作り料理は来年まで待ってもらおう。

アレックスの好きな物は肉、肉、肉…野菜も食べてもらわなくては。


「浄化の旅でいった村では今は牧畜が主流らしいぞ」とアレックスが言う。

「いつか子供達が大きくなったら、また旅に出たいね」と話す。


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