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異世界にて  作者: プリン
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帰還…できませんでした

異世界で恋をした。好きになってはいけない人だった。

逃げたかった。かなわない恋から。

彼と婚約者の幸せそうな姿を見たくなかった。

私には帰るべき場所がある。

大丈夫。いつもの日常に戻れば、恋なんてすぐ忘れてしまうはずだ。



神殿の奥の祈りの間で、祈りの歌声が響く。

周囲を神官に囲まれて、手をつないで真ん中に立つ私と清良。

祈りの歌声の高ぶりとともに私たちの頭上に眩い光が立ち込め…

「ま…り…」

「きよら!!」

驚愕の表情を浮かべる清良だけが光とともに消えた。


「どうして・・・」

呆然として背後を振り返ると神官たちが途方にくれていた。


元の部屋に案内される。

休むよう言われ、そのままの恰好でベッドに横たわる。

横になると、眠気に襲われてうとうとしてきた。

昨夜、気が張って眠れなかったからだろうか。

休めというからにはすぐに追い出される事もないだろう。

ひと眠りすることにした。

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